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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ
重症アトピー性皮膚炎で、体調悪く、鍼治療を!2011年1月の症例
2015年1月15日
重症アトピー性皮膚炎で、体調悪く、鍼治療を!2011年1月の症例
便秘、全身のアトピー性皮膚炎の29歳の女性です。
子供の時から全身のアトピー性皮膚炎で、皮膚はごわごわな状態になっている、重症慢性症のアトピーでした。
患者さん自身アトピーとずっと一緒になって戦っていて、もうそれを治したいという漢字よりも一生涯付き合っていくのが当然という感じの話し方でした。
今回鍼に来られたのは、便秘を解消したいということでありました。
脉は沈んでいて弱く、腹部にもざらつきがありました。体の状態としては
全身湿疹で肌
はごわごわになっている。特に、前腕部がひどい。 便秘/痒み/肩凝り/胃が使える/足の冷え/便秘/花粉症などの症状がありました。
治療は、腎虚脾実証で行い、右合谷・陥谷に奇経灸を加えました。
2回目から証を肺虚証に替えてしばらく行い2か月くらいの段階で毎日あるようになりましたが、生理が始まると軟便になったり、すっきりしない便通になったりしました。
痒みも周期があるようで、強く鳴ったり軽くなったりしていました。その都度証を換えて治療を続けました。
週間の一度のペースを崩すことなく、3年後の秋まで治療を継続しましたが、患者さんが引越しをするということで治療終了となりました。
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