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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

左肩関節周囲炎(左50肩)、手術をしたけど、すっきり治らず!2010年9月の症例

2014年9月10日

左肩関節周囲炎(左50肩)、手術をしたけど、すっきり治らず!2010年9月の症例

半年前から頸から肩にかけて痛くなり、頸の手術を受けたが

、左腕を上げたり後ろに持ってくると痛みがあるとのことで、来られた51歳の男性です。

体の状態は、左ナソにキョロ所見、体全体が冷たい。腹部は力がなく、脉は沈んでいる。

症状としては、 頚肩凝り/腰痛/痰が切れにくい/夜痛みで目覚めるなどがありました。

以上のことから、左肩関節周囲炎(左50肩)と判断しました。

治療は肺虚証で行い、左肩関節の前面の圧痛ぶに温灸、陽谿穴に温灸を行いました。

同じような治療を5回行い、6回目に左後谿・申脈に奇経灸を加えました。

7回目あたりから夜間痛が亡くなり、9回目くらいから肩の痛みが亡くなり、可動域が広がってきました。証を脾虚証に替えるなどしながらつづけたところ、16回目の段階でかたのいたみはほとんどきにならない上体になっていましたので、完治としました。

その後も膝の痛みや高血圧の予防のため、1年4か月治療を続けました。

40肩・50肩(肩関節周囲炎), 鍼灸ブログ | コメント (0)

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