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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ
悪阻(つわり)、初めての妊娠不安もあって!2010年10月の症例
2014年9月25日
悪阻(つわり)、初めての妊娠不安もあって!2010年10月の症例
27歳の女性、一人目の妊娠10週目、ほとんどものを食べられない状態で来られました。
マヨネーズのにおいをかぐととくにむかむかするとのことでした。
脉は沈んでいてよわく、体の状態は、ちゅうかんから臍にいたるまでの見所が空虚。皮膚はざらつき。特に心経ラインがかさついている。症状は、 頭痛/吐き気/嘔吐/便秘/頭が重い/胃がつかえる/げっぷ吐き気/喉の渇き/胸苦しい/動悸/頚肩凝りなど、いじょうのことから悪阻と判断しました。
治療は、1回目2回目は右脾虚肝実証で行い、中脘・水分・足三里、裏内庭などを使用しました。
3回目4回目は左腎虚脾実証で行い、少しずつ食べられるようになってきました。陥谷・合谷、照海・列欠などの奇経灸を行いました。
5回目から肺虚本証で行い、食事がとれるようになり、食欲も出てきました。照海・列欠の奇経灸を継続しました。
8回目の段階でこみ上げる感じはまだ残っているものの、ひどかった悪阻の状態は脱したということで完治としました。その後便秘、腰痛など治療を継続し、出産まで鍼治療を続けました。
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