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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

不安神経症、大勢人のいるときは気分が悪く不安になって!2012年9月の症例

2015年12月22日

不安神経症、大勢人のいるときは気分が悪く不安になって!2012年9月の症例

39歳の男性、不安神経症で、首から背中がこる会議中などで緊張しやすく手に汗をかきやすい。頸肩こりを最も強く訴えてこられました。
体の状態は、脉は沈んでいて強い。人が大勢いたり、会議などで不安となり時々ドキドキしたり手足に汗をかきやすい。最近首から背中がこる。喉、口が渇きやすい。皮膚はなめらかであるが、冷たい、ナソ部にキョロ所見、肩こり症(不安神経症)と診断しました。
治療は、腎虚脾実証で行い、内関、足三里などにお灸をして、不安を取り除く治療を行いました。2回目から肺虚肝実証で続け、10回開始1か月半くらいたったころより不安、動機などの神経症状が亡くなり、2週間ごとの経過観察を繰り返したところ、症状が出ていませんでしたので、治癒としました。

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パニック障害、動機、眩暈、吐き気など、予期不安も収まって!2012年6月の症例

2015年12月18日

パニック障害、動機、眩暈、吐き気など、予期不安も収まって!2012年6月の症例

39歳の女性、パニック障害の発作があると、動悸/胸苦しい/落着かない/むかむかする/やる気もなくなるなどがする。動悸/胸苦しい/落着かないを最も強く訴えてこられました。
既往としては、脳下垂体腫瘍、プロラクチンの数値が高い。生理不順とのことでした。
体の状態は、腹は、下腹部が弱く、脉は沈んでいて弱い。皮膚は滑らか温かい、上半身が熱い、手足の汗、動悸、胸苦しい、むかむかする、嫌な感じ、やる気がない、生理不順、腰痛、パニック障害と診断しました。
治療は、腎虚脾実証で行い、不安を抑える目的で左右太谿にお灸、生理不順に対して右三陰交にお灸を行いました。鍼を始めてから1日3回飲んでいた薬を1回に減らして治療を続けました。朝乗り物酔いのような気分の悪さがあったものが、鍼をするようになってから少なくなってきたとのことでした。
証はその都度換えて行い、三日に一度のペースで通院してもらいました。6週間目(12回目)あたりから今までは病気に対する不安や予期不安が起こっていましたが、それが亡くなり始め、
3か月目から1週間に一度の通院に替えてもらい、経過観察を行いました。5回見た段階で、パニック発作が全くなくなっていましたので、24回で治療を終了としました。

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パニック障害、緊張すると震えが止まらず!2012年4月の症例

2015年12月8日

パニック障害、緊張すると震えが止まらず!2012年4月の症例

36歳の男性、数年前から緊張する場面になると体が震えてきて、不安である。どきどき、手足の汗、軟便で、体が震えてじっとしていられないを強く訴えてこられました。
体の状態は、脉は沈んでいて強い。皮膚はやや湿り気がある。手足の平に汗をかいている。右ナソ部にキョロ所見。 体の震え、緊張感、不安感、動悸、手足の汗、軟便、パニック障害と診断しました。
治療は、肺虚肝実証で5回行い、内関、足首のお灸で心の乱れを抑えました。6回目で、腰痛が出ていましたので、申脈・後谿を用いました。
2回で、腰痛が治まり、その後は、肺虚証で治療、緊張することが少なくなり、実際には発作のような状態は起こらなくなりました。しかし、予期不安がまだ残っていましたので、8月いっぱいまで、経過治療を行いました。

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パニック障害(対人恐怖症)、2011年2月の症例

2015年9月14日

 

パニック障害(対人恐怖症)、2011年2月の症例

23歳の女性、パニック症状、便秘が最も強く、中学2年生のときに人の顔を見られなくなり目を合わせることが出来ない。隣に人がいると落着かないとのことでこられました。
体の状態と症状としては、腹部は上腹部が弱く、脉状は、沈んでいて弱い。8年前から症状がある。手足に汗をかき冷たい。夢を多く見る。人が怖い。毎日便通があるが、すっきりしない。皮膚は滑らか。薬の服用はしていない。 便秘、パニック障害と診断しました。
遠方から来られる人でしたが、三日に一度のペースで通院してもらいました。治療としては、脾虚証、肺虚証で行い、便秘の解消と、手足の冷えを中心に治療を行いました。3回目で悪夢からよい夢に代わり、4月から仕事を始めようという意欲が出てきました。

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慢性腰痛、仕事のストレス、胃がキリキリで、下痢も始まり!2010年10月の症例

2014年10月10日

慢性腰痛、仕事のストレス、胃がキリキリで、下痢も始まり!2010年10月の症例

1年前に交通事故で追突され、腰痛、右足が痺れるとのことで来られた46歳の男性です。

最近左肩が痛くなり上げにくい。過敏性大腸炎、前進のかゆみがあるとのことでした。

体の状態は、左ナソ部にキョロショケン。左肩関節が冷たい。左腰部に実所見。

症状としては 過敏性大腸炎/ムチウチ/喉の渇き/足の冷え/目覚めやすい/左肩の痛み/腰痛/血糖値がたかい。

以上のことから腰椎椎間関節症による腰痛症/左肩関節周囲炎と判断しました。

治療は右脾・肝相剋調整で行い、2回目は肺虚本証で行い、3回目から適応側を左側にして行いました。

5回目の段階で腰痛、左肩関節の痛みがともに軽くなってきました。

申脈・後谿、臨泣・外関などの奇経灸を使いながら治療を行いました。

右足の痺れは消失したり、又出てきたりを繰り返しました。腰痛、左肩関節の痛みは治療5か月目ごろより治まってきました。

仕事の関係で中断したような感じになっていましたが、2か月後再来院され、右足の痺れは出ていないとのことでした。その後、胃の痛み、直ぐ下痢になる、背中の痛みなどを中心に、2013年夏まで治療を続けて通院されました。

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