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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

産後の疲れ、肩こり、目の疲れ、睡眠不足など、気の調整は鍼が最適!2010年11月の症例

2014年10月23日

産後の疲れ、肩こり、目の疲れ、睡眠不足など、気の調整は鍼が最適!2010年11月の症例

第2子出産後で、授乳中、肩こりがひどいと言ってこられた38歳の女性です。

体の状態は皮膚は滑らか温かい。肩から肩甲骨内側にかけての緊張。右側が強い。脉は沈んでいて強い、腹部は上腹部が冷たい。症状としては、 眠れない、眼の疲れ乾き、喉の渇き、胃のもたれ、痰が切れにくいなどがありました。以上のことから肩こり症としました。

治療は肺虚肝実証で行い、肩に温灸、陽気を補う目的で左右陽池・足三里に温灸を行いました。翌日も来られ、肩こりは楽になりました。

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上せ、肩こり、頭痛から、眠れなくなり、体調すぐれず!2010年9月の症例

2014年9月11日

上せ、肩こり、頭痛から、眠れなくなり、体調すぐれず!2010年9月の症例

以前から肩こりがひどく、上せ、足の冷えがあり、頭痛も出るといってこられた33歳の女性です。花粉症の既往があり、生理痛がひどいとのことでした。

腹部は冷たく硬い感じ、脉は沈んでいました。

体の状態は、皮膚は滑らか。つやあり。ナソ部を中心になまごむよう所見がありました。

症状としては、眠れない/頭が重い/咳き込む/喉の渇き/生理痛/頚肩凝り/眼の疲れ/睡眠不足/立ちくらみなどがありました。以上のことから、緊張方頭痛/肩凝り症/花粉症と判断しました。

治療は脾虚証で行い、気を引き下げることを目的に行いました。

8回目まで三日に一度の割合で通院していただき、眠れるようになってきました。14回目の段階で肩こりや頭痛はほとんどない状態になっていましたので、完治としました。その後生理痛を少しでも和らげたいとのことで、治療を続けました。

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更年期障害、右肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)、朝起きたくなかったが、横にもならずに!2010年6月の症例

2014年7月3日

更年期障害、右肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)、朝起きたくなかったが、横にもならずに!2010年6月の症例

56歳の女性、2年前から肩が痛み、右腕が上げにくい、更年期症状があって、眩暈、食欲不振、足の浮腫み、足先が冷え、上せる。昨年鼠径ヘルニアを手術。

体の状態は、皮膚は冷たい浮腫みあり。 ナソを中心に特に左側にナマゴムヨウ所見。

肩凝り/朝起きられない/上せ/足の冷え/目眩/食欲不振/足の浮腫み/頭が重い/吐き気/鼻水が出る/胸苦るしい。

以上のことから、右肩関節症/肩凝り症、更年期障害と判断しました。脉は沈んでいていて弱く、下腹部が冷たい感じでした。

1回目は右肝虚脾実証、右肩関節、曲池に温灸。

2回目・3回目も同じ証で行い、申脈後谿に奇経灸を加える。

右側に症状が出たりしたので、適応側を左に替えたり、証を換えながら治療を続ける。

9回目の段階で肩の痛みは少なくなり始め、11回目の段階で肩の痛みはなくなりました。

他の症状もほとんど消失しました。

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鬱病(うつびょう)、肩こり、動機、眩暈、耳鳴り、眠りが浅くて、疲れが取れず!2010年6月の症例

2014年6月30日

鬱病(うつびょう)、肩こり、動機、眩暈、耳鳴り、眠りが浅くて、疲れが取れず!2010年6月の症例

2年前から肩の痛みがあり、動機・眩暈・耳鳴りなどがあって鬱病で来られた37歳の男性です。

体の状態は、皮膚は全体的に冷たい。ナソ部は後ろ側を中心にキョロ所見あり。 肩凝り/動悸/目眩/耳鳴/夢多い/頭が重い/鼻水が出る/胸苦しい/手足の冷え/アレルギー性鼻炎などがありました。脉は浮いていて弱い、腹部は上腹部が冷たく、尺部につやがない。

以上のことから、肩凝り症/鬱病と判断しました。

1回目は、左脾虚肝実証で行い、足三里に温灸、2回目も同じ治療で行いました。

3回目の段階で肩こりは少し楽になっていましたので、肺虚肝実証に証を換えて行い、奇経灸を加えました。

1週間に一度の通院で続けてもらい、12回目13回目あたりでかなり眠れるようになりましたが、右肩甲骨内側の突っ張る感じは残っていました。15回で治療終了となりました。

うつ病の事例はこちら

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食あたり・急性胃痛、慢性不眠・便秘、胃腸疾患鍼で効果が!2010年3月の症例

2014年5月9日

食あたり・急性胃痛、慢性不眠・便秘、胃腸疾患鍼で効果が!2010年3月の症例

昨日外出先でお菓子を食べたら、むかむかして頭痛があり、胃が痛むと言ってこられた71歳の女性です。

体の状態は、皮膚は軟弱でおなかが硬く、後ろ頭から頸が熱い状態でした。

そのほかの症状としては、食欲不振/急性胃痛・食あたり・慢性不眠・便秘不眠/便秘//頭がつかえる/胸焼け/吐き気/喉口の渇き/手足の冷え/尿が多い/右肩甲骨内側の痛みなどがありました。

急性胃炎/不眠症と判断しました。

脉は、浮いていて弱く、腹部は臍周りがとても固くなっていました。

(陰虚内熱)

治療は肺虚肝実証で行い

背中と腹部に温灸を行いました。

翌日来られ、「治療後は夕食がおいしく食べられた」とのことでした。

五日後に来られて2回目の治療で胃のむかむかする感じは治まったとのことでしたので、食あたりは改善されたと判断出来ました。

もともと、便秘と不眠が大きな症状のようでしたので、継続して鍼治療をしてもらうことにしました。

保母、三日に一度の来院で継続してもらい、眠れないのがとても切なそうでしたので、それを軸に考えて治療を行いました。睡眠導入剤を出来る限り飲まないでもらって治療をするのですが、二日調子が良いと三日目にはまた眠れなくなってそれに負けてしまって、又薬を飲み続けるという繰り返しでした。

治療当日は便もすっきり出たり、ぐっすり眠れたりするような状態となりましたが、なかなか改善させることは出来ませんでした。途中歯の治療で3週間ほど治療が空くことがありましたが、再開してからも1週間に一度ぐらいの間隔で通院してもらいました。

証は腎・脾などが中心となり、耳の聴こえが悪くなったり、耳がかゆくなるなどの症状があって、適応側が変わることもありました。

腹部に銀粒や時々は円皮鍼など貼って帰宅してもらいました。

他の症状はかなり良くなっていきましたが、便秘と不眠に関しては、治療をしていくと、三日程度は良いのですが、又しばらくすると便秘や不眠が続くなどの繰り返しでした。

2年6か月、合計124回の治療でした。

便秘の症例はこちら

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