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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

急性腰痛症、治療を進めていくうちに、重症便秘改善へ!2010年5月の症例

2014年5月30日

急性腰痛症、治療を進めていくうちに、重症便秘改善へ!2010年5月の症例

27歳の女性で、五日ほど前から腰が痛みだし、寝返りなどが困難であるとのことで来られました。

生理不順、肩こり、いらいら、動機などもありました。花粉症、アレルギー性鼻炎の既往もありました。

体の状態は、脉は沈んで弱く、上腹部につやがありませんでした。腰部に熱感、手の汗がありました。1回目は肺・肝相剋で行い、1週間に一度の通院で4回目の段階で徐々に良くなってきたが、治療の中で便通が1週間に1回程度であるとのことで、かなり重症の便秘と判断出来ました。

8回目の段階で便通がほぼ毎日となりました。

9回目の段階で腰痛もほとんどなくなり、お腹の状態も安定していましたので、2週間後にもう一度来てもらって終わりとしました。急性腰痛症の事例はこちら便秘の事例はこちら

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 急性腰痛症、高齢な人も直ぐ取れました!2009年12月の症例

2014年2月12日

 急性腰痛症、高齢な人も直ぐ取れました!2009年12月の症例

85歳の女性、雪道を歩いていて、腰を痛め、起き上がるなどで激痛があり、ベッドの寝返りなども困難な状態で来られました。腹部は下腹部が硬く、脉は沈んでいて速く、強い。
そのほかの症状としては、目覚めやすい、頻尿、動機、手足の冷え、便秘などがあり、腰椎の変形もありました。
治療は肝虚脾実証で行い、腰に温灸、左申脈・後谿に奇経灸を行いました。
年末の来院でしたので、三日続けて通院してもらい、2回目3回目は肺虚本証で行い、腰の痛みが取れました。
感想としては、強い腰の痛みが、3回で取れ、高齢者の人とは思えないほどの回復ぶりでした。
もう少し続けてもらって、他の症状も楽にしたかったのですが、経済的な理由で、治療が終了となってしまい、少し残念でした。
急性腰痛症の事例は以下をご参照ください。
ぎっくり腰を含む急性腰痛症の症例/新潟県新潟市泉心道鍼院 https://www.toyo-hariin.com/zirei/case7.html

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  腰痛・生理痛予防 2009年9月の症例

2013年12月13日

  腰痛・生理痛予防 2009年9月の症例

28歳の女性、1週間ほど前から、前かがみになると腰が痛く尻のあたりが冷たい、足腰が冷える感じで、生理痛がひどい、肩こり、眠れないなどの症状がありました。
腹部は全体的に冷たく、脉は、沈んでいて、遅く、弱い。皮膚は冷たくやや緩みがち、腰椎の前凸がありました。
治療は脾・肝相剋調整で行い、腰に温灸、三日後に来られた時はまだ前かがみの腰痛が残っていた。
同じ治療を3回続けて行い、4回で腰痛はほぼ改善した。ちょうど生理中であったので、三陰交に温灸を加えた。
その後生理痛予防のため、来院されました。

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  消炎・鎮痛 腰の痛み、左ひざの痛み 急性腰痛症

2013年11月22日

  消炎・鎮痛 腰の痛み、左ひざの痛み 急性腰痛症
 58歳の女性、昨日重い物を持ち上げて腰を痛め、立ち上がりや動いたときなどに腰が痛くて動かせない患者さん。
慢性肩こり、最近は左ひざ内側にも痛みが出ている。そのほかの症状としては、目覚めやすい、頻尿、吐き気、低血圧などがあった。
体はやせ形、腰のところが熱感圧ツウ、こりがある。(患部に炎症を起こしている)
腹診すると胃が弱っている感じで消化が悪い。左ひざ内側にもキョロ所見がある。
脉診すると、沈んでいて、遅く、弱い。(陰虚、陽経の虚)
1回目は肺・肝相剋調整でおこない、背中、腰、ムノ部に刺鍼。腰の膨れている部分の周りに温灸。
2回目に来られた時に、治療後動けるようになったとのことで、前回と同じように治療した。
すると、治療後2時間くらいたってから腰が痛み始めたというので、3回目から肝虚本証で治療を行い、
3回続けてもらって、左ひざの痛みもほとんどなくなったところで、改善として、治療を終わりとした症例です。
感相としては、消炎鎮痛作用もはりにはあるので、このような救急的な患者さんでも3回くらいすれば、動かせるようになり、ねんのため、もう一回、もう2回とされると再発することもなく、慢性化も防げることになることです。
この症状が軽減してから、1回、2回と、治療を追加することが、治療する我々にとっても治療を受ける患者さんにとっても
大切なことであると思いました。

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急性腰痛 スポーツ障害による右肩関節症

2013年11月18日

スポーツ障害の事例はこちら急性腰痛 スポーツ障害による右肩関節症
2009年4月に来院された患者さん。男性で、当時27歳。
もともと社会人野球の選手で、右肩関節を動かしたとき、投球動作で肩関節前側に、痛みがあった。
その時の一番の訴えは、腰の痛みで、昨日タイヤ交換をしていたら、急激に痛みが出たとのことであった。
運送業で重いものを持つことが多く、慢性的な腰痛である。
身長も180センチと高いが、体重も93キロとやや過剰である。
腹診すると上腹部が冷たく、脉診では、浮いていて力強い。
体の表面に奇が多く集まっていて変調をきたした状態で、痛みもわりと時間的には新しいものであるので、浅い所にある状態であった。
このことから、腰痛に対しては3回程度の治療で痛みが取れると思われた。
そのほかの症状としては、手足が冷たく、時々立ちくらみがある、右肩関節の痛いところに「生ゴム様所見」という筋肉のこりがあった。
治療は「肺虚肝実証」という証で、特に右肩関節の「生ゴム様所見」と、左右の鼠蹊部(腿の付け根前側のところ)に鍼を行い、腰に温灸をして終わった。
翌日も来院され痛みが改善したので、そのときはそれで治療を終了した。
1年後に腰痛と左右の足の痺れで来院され、6月の時は右足の痛み、右肩関節のスポーツ障害で、3回続けて治療をした。(脾虚肝実証)
「ボウルを投げたりバットを振ることも困難であったものが、治療してから痛みもなく出来るようになった」と喜ばれた。
11月の時は、左右の足の痺れまであったが、6回治療して腰痛、足の痺れともに改善させることが出来た。
感相としては、わりと痛みが表側に合ったことと、本人の生来持っている体力がある人であったので、2回ないし数回の治療で改善させることが出来たものと思われる。
このような症状はこのような人のように短期間で集中的に治療することが治療成功のポイントであるので、1週間に一度とか2週間後などと言わないで
続けて治療に通うことをお勧めします。

 

スポーツ障害の事例はこちら

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