現在のページ位置

新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

 腰椎椎間板ヘルニアによる慢性腰痛症、徹底的に治療をすれば、改善へ!2009年11月の症例

2014年1月23日

 腰椎椎間板ヘルニアによる慢性腰痛症、徹底的に治療をすれば、改善へ!2009年11月の症例

10年前に腰椎椎間板ヘルニアと診断され、腰痛で、右ふくらはぎが痙攣をおこす、前かがみで腰痛が強い、目覚めやすい、喉が渇く、頻尿、手足が冷たい、軟便、腹痛などがあるとのことで、
2009年11月に来られた64歳の女性です。既往としては、子宮筋腫、卵巣嚢腫がありました。
皮膚は冷たく、ムノ部にキョロ所見、腰椎下部の変形がありました。
脉は、沈んでいて、弱い、腹部は冷たく、下腹部が弱い。
治療は脾・肝相剋調整で行い、右申脈・後谿に奇経灸を行いました。2回目も同じような治療をおこなったところ、3回目に来られた時に、治療後ふらふらするような感じがあったとのことで、肝虚証に証を換えてしばらく治療を行いました。
週に2回の通院でしばらく通院してもらい、7回目のころより足のつる感じが少なくなり、10回目ころより腰痛は少なくなりました。
それからは、証は肺・脾・肝など適宜変えて行いました。腹痛は、来られた時の状態で変わっています。
4か月34回治療を行った段階で、腰痛、足がつる感じなどは、かなり改善されてきました。2011年8月までは1週間に一度の治療で通院してもらい、それからは2週間に一度の割合で通院してもらって現在も継続中です。
感想としては、最初はベットに寝たり起き上がるなどがわりと大変そうであり、足がつるトイレに行きたくなるなどで、夜中3回から4回目覚めてしまい、寝た気がしないとのことでしたが、
最近は、痛みのために目覚めるなどはなくなってきたとのことです。慢性化している腰痛であっても徹底的に治療をすれば改善されてくるという良い症例です。
慢性腰痛症 https://www.toyo-hariin.com/zirei/case8.html

慢性腰痛症, 腰椎椎間板ヘルニア, 鍼灸ブログ | コメント (0)