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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

アレルギー性鼻炎、2012年1月の症例

2015年11月26日

アレルギー性鼻炎、2012年1月の症例

9歳の女の子、アレルギー性鼻炎で年中鼻水を出している。乾燥肌。鼻水を最も強く訴えてこられました。体の状態は、脉は沈んでいて弱い。皮膚は滑らか温かい。 アレルギー性鼻炎と診断しました。
治療は、肺虚肝実証で行い、2回目より陥谷・合谷とか、鼻の状態によって、合谷・陥谷など奇経灸を行いました。
母親と一緒の治療でしたので、母親のペースでの通院となりましたが、薬を使うと鼻が詰まって苦しいとのことで、本人が鍼を続けています。現在も、切なくなると、鍼に来られています。

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過敏性腸症候群、アレルギー性鼻炎で1年中グスグス言って!2011年8月の症例

2015年10月27日

過敏性腸症候群、アレルギー性鼻炎で1年中グスグス言って!2011年8月の症例

31歳の男性、腹部の痛みと下痢で、数年前から下痢や頭痛眼の奥のいたみなどがある。眠くなりやすい。体がだるいとのことでした。
過敏性大腸症候群、アレルギー性鼻炎の既往がありました。
体の状態は、脉は沈んでいて弱い。右ナソにキョロ所見。皮膚はややべたついている。 腹痛/軟便/鼻血/鼻水/眼の奥の痛み/放屁/過敏性腸症候群と診断しました。
治療は、脾虚証で行い、陥谷・合谷の奇経灸や腹部に温灸、解谿などにお灸を行いました。腹部の状態はその都度変わりましたが、1か月後あたりから、安定する日が多くなり、トイレが少なくなってきました。朝起きられないとか、疲れやすいという症状が目立ちましたので、心包経、胃経などを多く使いました。
4か月目あたりから月に3回程度の通院で続け、冬場は特に鼻水、鼻つまりがあり、鼻炎の治療もおこないました。1年45回治療を行いました。

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左頸腕症候群、治ってからも、冷えや鼻炎で!2011年6月の症例

2015年10月14日

左頸腕症候群、治ってからも、冷えや鼻炎で!2011年6月の症例

49歳の女性、左背中から腕の痛み。で、2ヶ月くらいまえから背中が痛く腕の痛みがある。夜じっとしていても痛む。
そのほか、動機、足の冷え、鼻水、鼻つまりなどもありました。
体の状態は、脉は、沈んでいて弱い。皮膚全体的には温かい。左ナソにキョロ所見。 左頚腕症候群と診断しました。
治療は、脾虚肝実証で行い、2回目から外関・臨泣の奇経灸を用いました。頸に円皮鍼を添付しました。遠方の方でしたが、三日に一度のペースで通院してもらい、8回目ころより夜の痛みが治まり始め、10回目ころより痛みの場所が変わってきました。週に1回の通院に替えてもらい、継続した結果、3か月後、16回目あたりで、痛みがほとんど取れました。以後も、通院を続け、現在も来られています。

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気管支喘息、アトピー性皮膚炎、慢性鼻炎、アレルギーの病気に鍼治療!2011年5月の症例

2015年10月3日

気管支喘息、アトピー性皮膚炎、慢性鼻炎、アレルギーの病気に鍼治療!2011年5月の症例

中学1年生の女の子、小学校のころより喘息があり最近発作がわりとある。吸うときの発作。全身の痒み。便秘。運動時喘息が出るとのことで来られました。
体の状態は、腹は全体的にかさついていて、脉状は、浮いていて弱い。ダニ/ハウスダスト/花によるアレルギー。喘息の発作、便秘、手の汗/皮膚は全体的にかさかさしている。右ナソにキョロ所見。 気管支喘息と診断しました。
治療は、脾虚もしくは腎虚で行い、背中のツボや、大椎、肺兪など咳に関係するところへ、灸を行い、治療を続けていきました。最初は、肘や背中、膝裏など痒みと湿疹がありましたが、治療を続けていくうちに、肌はだんだんきれいになっていきました。
8月まで、1週間に一度のペースで通院してもらい、9月から月に2回ずつ通院してもらいました。予約で通えないというので、その都度電話されてからの通院となり、不定期になりましたが、鍼をしていると、喘息用発作が少なく、少し間が空くと喘息用発作が出ている状態でした。
鼻つまり、鼻水もよく出るとのことで、合谷を使ったり、申脈・後谿の奇経灸を使ったりしながら治療を継続しました。3年間治療をしたところ、ほとんど喘息発作やアトピーはなくなりました。現在も鼻つまり、鼻水がひどくなってくると、時々来られています。

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副鼻腔炎、鼻・目・顔、首から上がおかしくて!2010年10月の症例

2014年10月6日

副鼻腔炎、鼻・目・顔、首から上がおかしくて!2010年10月の症例

女・

20年前から副鼻腔炎で、昨年手術をしたが、良くならないと言ってこられた55歳の男性です。

体の状態は、脉は沈んでいて、上腹部が弱い。第5頚椎の前突皮膚は全体的に冷たい。右側の肩凝り。

症状としては、左頚/背中/腰の痛み/頭重/鼻が出る/つまる/頻尿/下痢/目覚めやすい/朝の吐き気/副鼻腔炎などがありました。

以上のことから、左頸腕症候群、慢性鼻炎と判断しました。

治療は左脾虚肝実証で行い、2回目から合谷・陥谷の奇経灸を加えました。証は肺虚になったり脾虚になったり、適応側を換えたりして行い、鼻の症状が強い時は合谷・陥谷、軟便、吐き気などの強い時は韓国・合谷など適宜変えて行いました。

途中腰痛が出たり、歯が浮くような感じがありました。

適応側を右で続けるようになってから、少しずつ頸の痛み、鼻水・鼻つまりの感じ、左顔の痛みなどが軽くなってきました。

19回目の段階で改善されてきましたが、その後も1年治療を継続されました。

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