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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

パニック障害、現象よりも病名に捕らわれ!2013年9月の症例

2016年1月15日

パニック障害、現象よりも病名に捕らわれ!2013年9月の症例

40歳の女性、車の運転中に不安・動機・頭痛などに襲われる。足の冷え。軟便。不安、動機を最も強く訴えてこられました。
脉は沈んでいて弱い。左右ナソ部にキョロ所見、皮膚はなめらか暖かい、足先が冷たい、車の運転で、不安、動機・眩暈・頭痛などがしばらく続く (パニック障害)と診断しました。
治療は、肺虚肝実証で4回行い、不安、頭痛などは治まってきました。照海、列欠の奇経灸を行いました。
開始2か月で不安、動機、運転中に発作症状を起こすなど亡くなりましたので、以後は2週間に一度の通院で継続治療を行いました。
時々運転中に嫌な気分になり、それが起こると不安でたまらないと言った感じでした。感覚としては、2か月に一度くらいそのような現象があるようでしたが、本人としたら、それでもよくなっているという自覚が持てないようでした。翌年の6月まで治療を行いました。

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パニック障害、予期不安が頻繁に!2013年8月の症例

2016年1月13日

パニック障害、予期不安が頻繁に!2013年8月の症例

39歳の男性、予期不安で、閉じ込められる漢字になると強くなる、胸苦しい、肩こり、頸の痛み、眩暈、軟便、手の汗など、不安を最も強く訴えてこられました。
脉は浮いていて弱い。皮膚はなめらか暖かい、足の冷え、手の汗、ナソ部は右側にゴム粘土様所見。 不安感、頸の痛み、手の汗、軟便眠りが浅いなど (パニック障害)と診断しました。
治療は、脾虚もしくは腎虚で行い、内関、大鐘などにお灸を行いました。5回目で予期不安の回数と発作時間が少なくなってきました。

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パニック障害による眩暈・動機・不安など!2013年6月の症例

2016年1月12日

パニック障害による眩暈・動機・不安など!2013年6月の症例

31歳の女性、2年前からパニック状態、ふわふわする感じ、肩こり、目覚めやすい、生理不順、口が渇く、体が冷たい、軟便で、肩こり、眩暈、落ち着かないを最も強く訴えてこられました。
脉は沈んでいて弱い。体全体が冷たくつやなし。右ナソを中心にこり、後ろ頭の痛み、肩こり、ふわふわする感じ、落ち着かない、軟便、目覚めやすい、生理不順など (パニック障害、眩暈)と診断しました。
治療は、腎虚や心虚で行い、不安感や眩暈の改善を中心に行いました。ほぼ1週間に一度のペースの通院で、9月のころより眩暈、動機、それからくる不安などは治まり、経過観察を3回行った段階で症状がありませんでしたので、治療を終了としました。

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パニック障害、動機、眩暈、吐き気など、予期不安も収まって!2012年6月の症例

2015年12月18日

パニック障害、動機、眩暈、吐き気など、予期不安も収まって!2012年6月の症例

39歳の女性、パニック障害の発作があると、動悸/胸苦しい/落着かない/むかむかする/やる気もなくなるなどがする。動悸/胸苦しい/落着かないを最も強く訴えてこられました。
既往としては、脳下垂体腫瘍、プロラクチンの数値が高い。生理不順とのことでした。
体の状態は、腹は、下腹部が弱く、脉は沈んでいて弱い。皮膚は滑らか温かい、上半身が熱い、手足の汗、動悸、胸苦しい、むかむかする、嫌な感じ、やる気がない、生理不順、腰痛、パニック障害と診断しました。
治療は、腎虚脾実証で行い、不安を抑える目的で左右太谿にお灸、生理不順に対して右三陰交にお灸を行いました。鍼を始めてから1日3回飲んでいた薬を1回に減らして治療を続けました。朝乗り物酔いのような気分の悪さがあったものが、鍼をするようになってから少なくなってきたとのことでした。
証はその都度換えて行い、三日に一度のペースで通院してもらいました。6週間目(12回目)あたりから今までは病気に対する不安や予期不安が起こっていましたが、それが亡くなり始め、
3か月目から1週間に一度の通院に替えてもらい、経過観察を行いました。5回見た段階で、パニック発作が全くなくなっていましたので、24回で治療を終了としました。

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パニック障害、緊張すると震えが止まらず!2012年4月の症例

2015年12月8日

パニック障害、緊張すると震えが止まらず!2012年4月の症例

36歳の男性、数年前から緊張する場面になると体が震えてきて、不安である。どきどき、手足の汗、軟便で、体が震えてじっとしていられないを強く訴えてこられました。
体の状態は、脉は沈んでいて強い。皮膚はやや湿り気がある。手足の平に汗をかいている。右ナソ部にキョロ所見。 体の震え、緊張感、不安感、動悸、手足の汗、軟便、パニック障害と診断しました。
治療は、肺虚肝実証で5回行い、内関、足首のお灸で心の乱れを抑えました。6回目で、腰痛が出ていましたので、申脈・後谿を用いました。
2回で、腰痛が治まり、その後は、肺虚証で治療、緊張することが少なくなり、実際には発作のような状態は起こらなくなりました。しかし、予期不安がまだ残っていましたので、8月いっぱいまで、経過治療を行いました。

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