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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

更年期鬱症の症例

2018年10月15日

更年期鬱症の症例

旦那が癌の手術で心配があり、眠れない、体がだるい、やる気がない、不安、落ち着かないとのことで来られた48歳の女性です。
状態は、足先が冷たい、体は全体的に暖かい。 不安、眠れない、やる気がない、疲れやすいなど (更年期による鬱状態)
脈は沈んでいて弱く、脾虚肝実証の証を立てました。
不安、眠れないのが主訴でしたので、その改善と、更年期に伴ううつ症状に陥らないように治療をしました。
三日に一度の通院で、三焦経や胃経など適宜用い、証は腎虚や脾虚に換えながら続けた結果、12回 
あたりから不安が少なく、眠れるようになってきました。15回で症状がなくなりましたので、終了としました。

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更年期障害、指の湿疹きれいになって!2011年8月の症例

2015年11月5日

更年期障害、指の湿疹きれいになって!2011年8月の症例

59歳の女性、指股や先に湿疹が出来やすい。汗をかきにくく喉が常に引っかかる。足の浮腫み、指の湿疹汗が出にくいを強く訴えてこられました。
体の状態は、脉は沈んでいて遅く、弱い。頚から上半身は汗をかいている。足が冷たくむくんでいる。みぎなそぶにキョロ所見。 湿疹/便秘/足の浮腫み/汗をかきにくい/喉がつかえる感じ/更年期障害と診断しました。
治療は、肝虚証で行い、湿疹を抑える曲池、ホルモンのバランスをとる三陰交にお灸を行いました。4回目あたりから、指の湿疹が出来にくくなり、出来てもわりと直ぐ治るようになってきました。
証は腎虚や肝虚などその都度換えて行い、喉の痞える感じと指の湿疹は改善され、全身状態も良好となりました。

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更年期障害、20年間もホルモン療法を!2011年8月の症例

2015年11月2日

更年期障害、20年間もホルモン療法を!2011年8月の症例

50歳の女性、全身の汗と寒気で、20年前から更年期の治療をしているが、最近特に後頭部頚背中にかけて汗が異状に出る。その後は寒くなる。とのことで来られました。体の状態は、脉は沈んでいて弱い。手足以外に汗をかいている。左ナソ部にキョロ所見。 異状発汗/寒気/口が渇く/前頭部の痛み/更年期障害と診断しました。
異常に汗をかくということで、水分代謝が悪く、それを上げるため、治療を行い、証は腎虚もしくは肺虚で、湿眠、湧泉、水泉などを適宜用いてお灸を行いました。結果、7回目ころより、異常発汗は治まり、上せ症状は改善しました。

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腰椎椎間関節症による両坐骨神経痛、更年期障害、2011年7月の症例

2015年10月23日

腰椎椎間関節症による両坐骨神経痛、更年期障害、2011年7月の症例

51歳の女性、先月の21日の日にぎっくり腰で歩けなくなる。ブロックなどで改善されたがまだ腰が痛く膝から下が痺れる
体の状態は、脉は浮いていて弱い。下部腰椎変形。足の浮腫み。上半身が熱い。 腰痛/足の痺れ/喉口の渇き/立ちくらみ/浮腫み/ホットフラッシュ/腰椎椎間関節症による両坐骨神経痛、更年期障害と診断しました。
最初は三日に一度のペースで通院してもらい、開始2か月目から週に一度の通院で行いました。脾虚もしくは腎虚の証で行い、足こうに痺れがありましたので、こうにお灸、申脈・後谿、臨泣、外関の奇経灸などを行いました。結果、3か月14回で、足のしびれ、腰痛ともに改善しました。

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脳幹高速後遺症による、右半身の痛みと痺れ、更年期障害、2011年2月の症例

2015年9月12日

脳幹高速後遺症による、右半身の痛みと痺れ、更年期障害、2011年2月の症例

55歳の女性、右半身の麻痺、左背中の寒気を最も強く訴えられ、昨年の暮れに頭が重くなり複視となる。脳幹梗塞と診断され、退院後右半身に痺れが残る。左背中が寒い。とのことでこられました。
既往症として、糖尿病/高血圧/不眠/更年期障害などがありました。
体の状態と症状としては、下腹部が弱く、脉状は浮いていて強い。皮膚は温かい。右側と左側に左右差がある。 右ナソにキョロ所見。 寝付きが悪い/便秘/胃がつかえる/手に間隔がない/頚から肩が凝り痛む/糖尿病/高血圧/不眠/脳幹梗塞による右半身後遺症と診断しました。
治療としては、週に2回ずつ通院してもらい、証は肝虚証が多く、臨泣、外関の奇経灸や、頸から背中を温める温灸を行いました。3か月を過ぎるころより、背中の寒気が少なくなり、7か月目ころより、右半身の強い痺れが少なくなってきました。途中蕁麻疹が出来て、証を脾虚証とか、肺虚証に替えて行いました。
左側の腰痛、坐骨神経痛などもありましたので、治療を続け、88回行いました。

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