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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

狭心症、病気をしてから冷え性に!2012年4月の症例

2015年12月5日

狭心症、病気をしてから冷え性に!2011年4月の症例

58歳男性、2年前に狭心症で病気をしてから足腹腕が冷たく暖まらない。全身の冷えを最も強く訴えてこられました。
体の状態は、皮膚は全体的につやがあり、温かい。足の浮腫み、右足首を捻挫して膨れている。 汗をかきやすい、水分を多く取る、喉が渇く、冷性と診断しました。
初診時が春と肺へ、まだ寒くて暖房を入れているような状態でしたが、全身特に上半身にびっしょりあせをかいていました。
治療は、腎虚もしくは肝虚で行い、体を温める治療で、陽経を温灸で温めました。特に夜になると汗をかき、腰が冷えるという訴えが多くありました。
然谷を使ったり、足首を温めるなど行いました。触った感じでは、汗はかなり引いている感じでしたが、寒いと感じるのは、治まりませんでした。

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先天性三尖弁狭窄症、2011年3月の症例

2015年9月17日

先天性三尖弁狭窄症、2011年3月の症例

3歳の女の子、先天性3せんべん狭窄症で、生後十日目、半年後、今年夏にそれぞれ3回目の手術予定。人工血管を入れる予定。手足が冷たいチアノーゼとのことでこられました。
体の状態は、利尿剤を服用中、冷えてくると顔色が赤紫色になる。アレルギーなどの症状はなし。 先天性さんせんべん狭窄症と診断しました。
治療は、手足を温める治療で、小児鍼の後、背中、手足に温灸を行いました。
循環障害は、大きな影響がありますが、鍼灸をすることで、改善がみられ、通常の生活が出来るようになります。

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心房細動(しんぼうさいどう)による棟苦しさ、眩暈、眠りすぎるなど、発作の恐れ、不安になって!2010年5月の症例

2014年6月7日

心房細動(しんぼうさいどう)による棟苦しさ、眩暈、眠りすぎるなど、発作の恐れ、不安になって!2010年5月の症例

4年前から心房細動で発作があり、胸苦しく、眩暈があるとのことで来られた45歳の男性です。

皮膚はつやがあるが、やや冷たい手足の汗 右ナソ部になまごむよう所見 左腰部に虚所見がありました。

そのほかの症状としては 眠りすぎる/胸焼け/手足の汗/吐き気/肩凝り/腰痛などがありました。以上のことから心房細動による動悸/目眩/左腰痛症と判断しました。

脉は沈んでいて弱く、けつあつが170の110と高めでした。

1回目は肺虚肝の和法で行い、腰と右心兪に温灸。

腎虚証で行い、奇経灸を加えたり、心包経や胃経などを用いて治療を行う。腹部の母穴を使ってみるなど工夫をするが、眩暈や心房細動の発作、眠りすぎるなどの症状はあまり改善されていかなかった。

証は肝虚、日虚など変わっていったが、頸の痛み、腰の痛みは7回目でかなり楽になるが、そのほかの症状はあまり取れなかったせいか、今回で終わるとのことであった。

しかし、1週間後再来院され、仕事の都合でしばらくあくこともあったが、3か月、21回治療を行いました。

残念ながら眩暈をなんとか楽にしたかったのですが、もやもやするような感じや首をひねった時に起きる眩暈はなかなか取れませんでした。

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 狭心症・胆石・立ちくらみ・動機・高血圧・慢性膝関節症などたくさん病気があっても鍼は効果をあげられます!2009年11月の症例

2014年1月10日

 狭心症・胆石・立ちくらみ・動機・高血圧・慢性膝関節症などたくさん病気があっても鍼は効果をあげられます!2009年11月の症例

狭心症・胆石・耳鳴り・高血圧・不整脈・立ちくらみ・左右膝の痛みなどの既往があり、1週間くらい前から首が痛くなり、特に右側が悪いとのことで来られた、75歳の女性です。
皮膚はなめらか暖かい、右ナソ部にキョロ所見、そのほかの症状として、口が渇く、咳き込む、胸苦しい、動機などがありました。
このような患者さんは、主訴部の症状が軽くても、なかなか治るのが困難であると考えられました。
腹部は、膨満上腹部が虚、脉は沈んでいて、弱い。
治療は肺虚肝実証で行い、患部に温灸、右後谿、申脈に奇経灸を行いました。
二日おきに治療を続けてもらい、2回目から脾・肝相剋に証を換えて、外関、臨泣に奇経灸を換えました。
4回目に来られた段階で、頸の痛みは治まってきましたが、胸苦しい、動機などはまだありました。6回目で来られた時に主訴の状態は改善していましたので、本人の希望もあって治療を終了としました。
感想としては、急性の頸の痛みは、ほぼ4回で焼失しましたので、患者さんの期待には応えられたと思います。
しかし、狭心症、立ちくらみなどの既往がありますから、2週間に一度継続されてもらえれば良かったと思いました。

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