現在のページ位置

新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

左頸腕症候群、治ってからも、冷えや鼻炎で!2011年6月の症例

2015年10月14日

左頸腕症候群、治ってからも、冷えや鼻炎で!2011年6月の症例

49歳の女性、左背中から腕の痛み。で、2ヶ月くらいまえから背中が痛く腕の痛みがある。夜じっとしていても痛む。
そのほか、動機、足の冷え、鼻水、鼻つまりなどもありました。
体の状態は、脉は、沈んでいて弱い。皮膚全体的には温かい。左ナソにキョロ所見。 左頚腕症候群と診断しました。
治療は、脾虚肝実証で行い、2回目から外関・臨泣の奇経灸を用いました。頸に円皮鍼を添付しました。遠方の方でしたが、三日に一度のペースで通院してもらい、8回目ころより夜の痛みが治まり始め、10回目ころより痛みの場所が変わってきました。週に1回の通院に替えてもらい、継続した結果、3か月後、16回目あたりで、痛みがほとんど取れました。以後も、通院を続け、現在も来られています。

アレルギー性鼻炎, 鍼灸ブログ, 頸腕症候群 | コメント (0)

頸腕症候群、2年治療したけど、結果は残せず!2011年3月の症例

2015年9月22日

頸腕症候群、2年治療したけど、結果は残せず!2011年3月の症例

48歳の男性、左腕と背中の痛み、腰痛で、1年前から左腕に痛みがあり、着脱時上げた時などが悪い。前屈みの腰痛。頭痛。
体の状態と症状としては、腹部は下腹部が弱く、脉状は、沈んでいて弱い。皮膚は温かい。頚が左に傾いている。ナソ部は左にキョロ所見。 左腕の痛み/背中の痛み/頭痛/腰痛/左足の痛み/左頚腕症候群と診断しました。
治療は、左腕を中心に行い、頸、腰、ひざの痛みもありましたので、適宜行いました。最初は、朝起きた時、夜寝るときの肩関節の痛みが強く出ていました。それは徐々に改善されていきましたが、動かしたときの痛みはなかなか取れませんでした。2年間92回治療を行いました。
50肩の症状とも考えられますが、本院に来られる前に、接骨院も1年以上通って、本院でも2年治療をされましたが、それでも痛みが残ってしまうということで、頸椎に障害があるのではないかと思われます?

鍼灸ブログ, 頸腕症候群 | コメント (0)

頸腕症候群、2011年2月の症例

2015年9月13日

頸腕症候群、2011年2月の症例

30歳の男性、頸が痛く、昨年の10月より頚が痛くなり左足も痺れる、夜痛くて目覚めるとのことで来られました。
体の状態は、腹部は上腹部が硬く、脉状は沈んていて強い。右ナソ部にキョロ所見。頸椎を挟んで右が虚左実。下部腰椎の変形。 手足の汗。 体全体は暖かい。 頚の痛み、頚腕症候群と診断しました。
治療は、1回目は脾虚証で行い、2回目から肺虚証で行いました。頸を中心に行い、後谿・申脈の奇経灸を行いました。結果、4回で完治しました。

鍼灸ブログ, 頸腕症候群 | コメント (0)

左頸腕症候群、鍼で治して、痛みのこらず!2010年8月の症例

2014年8月28日

左頸腕症候群、鍼で治して、痛みのこらず!2010年8月の症例

今年になってから

頚から左手指が痛くなる。常に圧迫されている感じ。眼の疲れ時々腰痛立ちくらみなどがあってこられた43歳の男性です。

体の状態は、皮膚はこそうつやなし。頸椎の変形。 眼の疲れ/立ちくらみ/腰痛/眠れない/喉口の渇き/胸苦しい/頚肩凝りなどがありました。

左頚腕症候群と判断しました。

治療は左肺虚肝実証で行い、頸肩に温灸、左陽池・左右足三里に温灸を行いました。

治療後熱が出て吐き気があったとのことでしたので、2回目から適応側と証を脾虚証に替えて行いました。

3回目の段階で左腕の痛みが亡くなり、1週間後に通院、さらに1週間後に通院をしてもらった段階で痛みが出ていませんでしたので、治癒としました。

鍼灸ブログ, 頸腕症候群 | コメント (0)

右頸腕症候群(けいわんしょうこうぐん)、脊椎管狭窄症(せきついかんきょうさくしょう)、鍼を続けて自然治癒力向上で!2010年3月の症例

2014年5月12日

右頸腕症候群(けいわんしょうこうぐん)、脊椎管狭窄症(せきついかんきょうさくしょう)、鍼を続けて自然治癒力向上で!2010年3月の症例

右頸から腕にかけて痛みがあり、左腰の痛み、左右足の痺れがあるとのことで来られた71歳の女性です。

15年前から整形外科を受診しているが、頸の痛みは治らず、最近強く鳴ってきたとのことでした。

糖尿病・高血圧・脊椎管狭窄症などの既往がありました。

体の状態は、皮膚は冷たいがつやあり。頸椎のへんけいがありました。

ナソ部は虚所見。

そのほかの症状として、目覚めやすい/手足の冷えなどがありました。

以上のことから、腰痛/脊椎管狭窄症・右頚腕症候群と判断されました。

治療は最初の2回は右適応側で肺・肝相剋調整で行い、3回目4回目に脾虚証に替えて、適応側も左にした結果、頸の痛みは楽になってきました。

奇経灸も最初は右の後谿・申脈を使っていましたが、左後谿・申脈に替えたところ良い結果となりました。

最初の1か月は三日に一度の来院で行い、2か月目からは、1週間に一度のペースで治療を行いました。証は、脾や腎が中心となり、3か月ごろより、左尻の痺れが良くなってきました。しかし、右足の痛み痺れはなかなかよくならずに経過をたどりました。

夏ごろより、治まっていた頸筋が突っ張る感じや左足の痛みもまた出てきました。9月の途中で一度治療を休むことになりました。

1か月半後再来院され、そのかん、膝に水が溜まって水を抜いたり、ヒアルロンサンを投与したりしていたそうです。

再開後、腎や肝を中心に治療を行い、冬ごろには膝の痛みは改善されてきました。胃がむかむかしたり、便秘になるなどの症状があり、治療はしばらく継続しました。

初診から2年あまり継続してもらいましたが、右足の痛みはあまり取れず、夜も痛くなったとのことで、病因から手術を勧められて鍼治療を、止めることにしました。

2年間、100回余りの治療でした。

4か月後再来院され、結局ブロック注射を受けたら、右足の神経痛が止まって手術はしなくても良かったとのことでした。

15年間病院で治療をしていても、治らなかったものが、ブロック注射で泊まったのですから、良かったと思います。

鍼治療を2年余り続けてくれて、それで治るというところまではいかなかった症例でしたが、今まで何回も注射は受けていたはずなのに、効かなかったものが、効くようになったのは、鍼の影響も多少役立っているのではないかと、自負しています。

現在も肩こりがひどくなったり、頭痛があるときなど、時々来られています。

頸の痛み腕の痛みの事例はこちら

慢性腰痛症の事例はこちら

脊椎幹狭窄症(せきついかんきょうさくしょう), 鍼灸ブログ, 頸腕症候群 | コメント (0)