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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

発達障害による四肢の麻痺

2018年6月23日

発達障害による四肢の麻痺
14歳の男の子、生まれた時から右股関節と右腕が動かしにくく、最近左腕も思うように動かないとのことで来られました。
既往歴として、知的障害がありました。
脈は沈んでいて弱く、腹は上腹部に力がない。皮膚はなめらか、手足に汗をかいている。右手は伸ばすことがあまりできず、左足は内反足。
治療は、肺虚肝実証で行い、手足(特に関節部)に円鍼や温灸を行いました。
次に来られた時には、最近できていなかったつかまり立ちがまた出来るようになりました。
同じような治療を数回行った結果、伸ばせなかった左腕が伸ばせるようになりました。途中、体調を崩して熱を出すなどをした時には、また左腕が思うように使えなくなるなどありましたが、もともと障害のある右腕も伸ばすことが出来るようになってきました。
ご家族の話では病院の先生がとても驚いているとのことでした。

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