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はり灸よくある質問

泉心道鍼院に寄せられる鍼灸治療に関するQ&A集

新潟市泉心道鍼院に寄せられる鍼灸治療に関するお問い合わせの中から、よくいただくご質問内容をまとめました。


1.治療全般に関する質問

治療は予約なしでもすぐに診てもらえるの?
受診は事前ご予約を基本とします。しかし、当日、急な痛みですぐに治療をしてほしいなどの場合、お電話で症状などご連絡頂ければお待ち頂く場合もありますが対応させて頂きます。
治療時間はどのくらい?
はり治療はその方の体質や体調により一概には言えませんがおよそ20分程度と考えてください。また、初診時はもう少しかかると思います。
病院で治療中ですが、鍼灸を行っても大丈夫?
病院での治療は投薬と手術が主なものです。
痛みがあれば消炎鎮痛剤、熱があれば解熱剤、寝つきが悪ければ精神安定剤などが処方され症状の軽減が図られます。はり灸治療は自然治癒力を高めることを主眼に行うものですから病院での治療に対して悪影響を与えるものではなく、むしろ補完するものであると思います。
どんな箇所に鍼を刺すの?

人体には、左右半分だけでも1年の日数と同じ約365の経穴(ツボ)があると言われています。
これらの経穴に針をするわけですが経穴はそれぞれ独立したものではなくお互いに関連しており、その用い方にも東洋医学により厳格な法則があります。

それらの法則に従いながら、さらに体表にある経穴の状態を診たうえでその状態にあった鍼治療を行います。

どんな服装でいけばいいの?
はり治療の場合、肘から下、膝から下に大切な穴があり、それを中心に治療を行ないますので、その場所がよく出ているような服装がベストです。
治療を受けられる際の服装は、下着でもかまいませんし、女性の方は、上はTシャツやタンクトップ、下は短パンかジャージを持参され、それに着替えて治療を受けられる方もいらっしゃいます。
治療後に注意することは?
特にありません、もし個々に生活上のアドバイスが必要であれば其の都度お話しするようにしております。
鍼で感染の心配はないの?
当院では、使い捨ての鍼を使用していますので肝炎やエイズの感染の心配はありません。
アレルギー体質ですが、鍼灸は大丈夫?

全く心配は有りません。
アレルギー体質の人は、病院で処方されている薬が、かえってその症状の好転を妨げていることもあります。
東洋はりは繰り返し行なうことで、その人の本来持っている体質に帰すことが出来ますので、安心してご来院ください。

はり治療の間隔はどのくらい?

色々なケースがありますので一概には決められません。
あくまでも目安として考えていただきたいのですが、痛みを例にしますと、発症から三日以内であれば、2,3回続けて治療をすれば、消失します。

発症から1から3ヶ月以内の来院であれば、初めは週に2回程度を2/3週間続けていただき、後は何回か週1度の治療で経過を見ます。
それ以上の慢性疾患では、その都度説明させていただきますが、初めの3週間くらいはやはり週2回の治療をしていったほうが早く改善されます。

どうして鍼が効くの?
東洋はりでは気の流れをよくして、体の調和を計るとしていますが、はりをすることで、自立神経(交感神経/副交感神経)のバランスを調節し、そのことで血流やホルモンなどの調節も自動的に行なわれますので、徐々に体が元気になり、症状も治まってくると考えてください。
鍼は痛くないかと心配?
当院で行なっているはりは細めでしかも穴に接触させる程度の刺し方ですので、ほとんど痛みを感じません。
灸は熱くない?
灸も体表を暖めることを目的にしていますので、温かみを感じたら取り去るという方法で行なっていますので、熱くありません。
鍼灸の治療の跡は残らない?
当院の鍼治療では鍼で刺し跡が残るようなことはありません。
先にも書きましたように、太いはりを深く刺して何分も寝かせておくような治療ではありませんので、内出血などは起こりません。

2.子どもの治療(小児鍼)に関する質問

小児鍼は何歳から対象年齢?
対象年齢などは特になく、新生児であってもなんら心配はありません。風邪をひいたときなどでも行なっていただいて差し支えありません。
母親は一緒に治療室に入れるの?
乳児では、お母さんから抱っこしてもらったままで治療を行なうことが出来ます。小学生に上がるくらいまでは、お母さんにも治療室に入ってもらって治療を行なっています。
小児鍼は、大人の鍼と違うの?
大人のような刺すはりを使わず、押したりなでたりするはりを使って行ないます。
治療時間は大人と同じ?
治療時間は5分から10分くらいとなります。
子どもの夜泣きで困っています、夜泣きにも鍼は効果があるの?
夜泣がひどい赤ちゃんは気持ちが不安定になっていることが多いと思われますが、はりをすることで気持ちを落着かせることが出来ますので、きちっと治療をすれば治まります。
ときどきぜんそくの発作が起きて苦しがります、鍼で治る?
はりは呼吸器系に影響が大きく作用いたしますので、喘息などを起こさない体に保たせて発作が出ないようにすることが出来ます。
小学校に入ってからも、おねしょが治りません、鍼灸で治る?
おねしょは精神的な緊張が大きく作用していると起こってきますので、はりで緊張を緩和させてそれを取り除けば、おねしょが無くなっていきます。
子どもに落ち着きがないのですが、鍼灸で治る?
落ち着きがないことは子供でも大人でも必ずなんらかの原因があると考えられます。はり治療で神経の緊張を緩和させるとともに、生活習慣の改善も同時におこなっていけば、効果があります。

3.女性から多い質問

ひどい貧血です、貧血にも鍼灸は効果があるの?
貧血の方は、循環障害が大きく、手足の冷えやのぼせ、時には内臓が冷えていることも考えられますが、鍼灸で血流をよくして、手足/腹などを温める治療を行なっていけば、改善されていきます。同時に食事療法も行なわれることをお勧めします。
生理痛がひどく、寝込むような場合にも鍼灸で症状は改善するの?
生理のときに起こる痛みは、汚血が停滞して起こっているものと考えられます。その汚血を早めに排出していければ、生理痛も少なくなり、生理前と、生理中、生理後などのように体のサイクルにあわせて治療をしていくと、数ヶ月も立てば、気にかからないくらいにまで改善されていきます。
現在妊娠中です、風邪をひいたとき、鍼灸で治るの?
妊婦さんは薬を服用すると母体だけではなく、胎児にも影響を及ぼしますので、鍼灸などの自然療法をお勧めします。解熱などには非常に効果がありますので、ご来院ください。
つわりがひどく、食欲がありません、つわりにも効果があるの?

妊娠初期では、まだ胎児を育てていく環境に、母体が追いついて行っていない為、つわりなどの症状を出しますが、はりで調整することで、安定させることが出来ます。

はりをすると流産するのではないかという心配をお持ちの方も多いと思いますが、けっしてそんなことはありませんので、安心して来院してください。

妊娠中毒症で、体にむくみがあります、鍼灸で症状は改善するの?
出来るだけ薬を使わないで症状を改善させたほうが、胎児に及ぼす影響が少ないですので、鍼灸治療をお勧めします。
出産後、立ちくらみや動悸など、体調がすぐれません、鍼灸で治る?
出産後のこのような症状は「血の道症」といわれ、古来から鍼灸が用いられてきました。いま治療をしっかりしておかないと、後々、思いがけない大病にも繋がりますので、ぜひご来院ください。
花粉症にも、効果はあるの?
現代人の5人に一人は花粉症にかかっていると言われています。花粉症の症状が起こっているときにはりをして症状の改善を計ることも大切ですが、花粉が飛び始める2から3ヶ月前より治療をしていると非常に効果があります。
更年期障害?なのか、体調がすぐれません、鍼灸で体調を調えられる?

更年期障害は多かれ少なかれ、女性であれば、通らなければならない道ですが、女性ホルモンが徐々に少なくなっていくことで、今まで体に存在したサイクルが狂い始めていろいろなところに影響を及ぼす病気です。

しかし、軽い症状にこしたことはありませんので、鍼灸で体を調整し、体質の変化にあった体に変えていくことが大切です。回数は人それぞれですが、半年から1年くらいの継続治療をお勧めします。