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肩関節周囲炎(50肩)や40肩の痛み-はり灸で改善します

肩関節周囲炎(50肩)や40肩の痛み

一般的には40歳から50歳の人に多く見られる疾患で、そこから40肩/50肩などと呼ばれています。

この肩関節周囲炎は肩関節を構成する筋肉/腱/靭帯などが長年使っていると摩擦を起こして、炎症が起こり、痛みのため肩を動かすことが出来ず、徐々 に筋肉が硬縮してしまう病気です。

炎症はあるものの、触ってもねっかんは感じられず、夜や冷えてくると痛みが出てくることが多いようです。

東洋はりでは、関節の病気は脾経の支配するところとされていますが、筋肉を動かしたりするのは、肝の支配するところで、筋肉の動きが妨げられる原因としては、津液(しんえき)が関係していると考えます。

津液(しんえき)とは、陰津(いんしん)・水液(すいえき)・水津(すいしん)・水湿(すいしつ)という人体の全ての水分を意味します。細胞内外の液、唾液、胃液、関節腔や腹腔内の液、涙、汗、尿などの全てを含めた組織液に相当します。

津液は、全身の臓腑・組織・器官に滋養と潤いを与え、それぞれが円滑に機能するよう助けます。飲食物から生まれ、血液の成分となったり、三焦を通って全身をめぐり、涙・つば・汗・尿などとして排出されるのが不足していると考えられ、腎も大きく関わると考えられます。

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