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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

脳幹高速後遺症による、右半身の痛みと痺れ、更年期障害、2011年2月の症例

2015年9月12日

脳幹高速後遺症による、右半身の痛みと痺れ、更年期障害、2011年2月の症例

55歳の女性、右半身の麻痺、左背中の寒気を最も強く訴えられ、昨年の暮れに頭が重くなり複視となる。脳幹梗塞と診断され、退院後右半身に痺れが残る。左背中が寒い。とのことでこられました。
既往症として、糖尿病/高血圧/不眠/更年期障害などがありました。
体の状態と症状としては、下腹部が弱く、脉状は浮いていて強い。皮膚は温かい。右側と左側に左右差がある。 右ナソにキョロ所見。 寝付きが悪い/便秘/胃がつかえる/手に間隔がない/頚から肩が凝り痛む/糖尿病/高血圧/不眠/脳幹梗塞による右半身後遺症と診断しました。
治療としては、週に2回ずつ通院してもらい、証は肝虚証が多く、臨泣、外関の奇経灸や、頸から背中を温める温灸を行いました。3か月を過ぎるころより、背中の寒気が少なくなり、7か月目ころより、右半身の強い痺れが少なくなってきました。途中蕁麻疹が出来て、証を脾虚証とか、肺虚証に替えて行いました。
左側の腰痛、坐骨神経痛などもありましたので、治療を続け、88回行いました。

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