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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

気管支喘息、アトピー性皮膚炎、慢性鼻炎、アレルギーの病気に鍼治療!2011年5月の症例

2015年10月3日

気管支喘息、アトピー性皮膚炎、慢性鼻炎、アレルギーの病気に鍼治療!2011年5月の症例

中学1年生の女の子、小学校のころより喘息があり最近発作がわりとある。吸うときの発作。全身の痒み。便秘。運動時喘息が出るとのことで来られました。
体の状態は、腹は全体的にかさついていて、脉状は、浮いていて弱い。ダニ/ハウスダスト/花によるアレルギー。喘息の発作、便秘、手の汗/皮膚は全体的にかさかさしている。右ナソにキョロ所見。 気管支喘息と診断しました。
治療は、脾虚もしくは腎虚で行い、背中のツボや、大椎、肺兪など咳に関係するところへ、灸を行い、治療を続けていきました。最初は、肘や背中、膝裏など痒みと湿疹がありましたが、治療を続けていくうちに、肌はだんだんきれいになっていきました。
8月まで、1週間に一度のペースで通院してもらい、9月から月に2回ずつ通院してもらいました。予約で通えないというので、その都度電話されてからの通院となり、不定期になりましたが、鍼をしていると、喘息用発作が少なく、少し間が空くと喘息用発作が出ている状態でした。
鼻つまり、鼻水もよく出るとのことで、合谷を使ったり、申脈・後谿の奇経灸を使ったりしながら治療を継続しました。3年間治療をしたところ、ほとんど喘息発作やアトピーはなくなりました。現在も鼻つまり、鼻水がひどくなってくると、時々来られています。

アトピー性皮膚炎, アレルギー性鼻炎, 小児喘息, 鍼灸ブログ | コメント (0)

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