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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

肥厚爪(ひこうそう)、自律神経症状で、体調悪く、心も乱れて!2011年5月の症例

2015年10月10日

肥厚爪(ひこうそう)、自律神経症状で、体調悪く、心も乱れて!2011年5月の症例

30歳の女性、両足の親指の爪が半分生えない。で、10年前から足親指の爪が生えなくなり、厚くなる。しかし、最近は上のほうの爪がはがれやすくなってきたとのことで来られました。
体の状態は、脉は浮いていて速く強い。生え際はピンク色のものが生えているが、前に伸びない。付け爪をしている。靴で圧迫されると痛むときがある。 足の冷え/便秘と下痢を繰り返す/喉の渇き/偏頭痛/上せ 。 肥厚爪(ひこうそう)と診断しました。
治療は、腎虚証が多く、詰めの生え際に温灸、自宅施灸を支持しました。いらいらすることや過食があるとのことで、それを治めることが大切であると、治療を続けました。爪に関しては、生えてきてもはがれていくので、それを後退させなければ、良くなるものと思われました。
開始2か月後、爪の検診に行くと、下側から新しい爪が生えてきていると診断されました。
症状としては、不安になったり動機がしたり、眩暈があったり、眠れなくなったり、吐き気があったり、喉が渇いたりと、自律神経の乱れが多く、そのつど証を換えたり、奇経灸を換えたりして治療を行いました。治療をすると症状は治まりますが、次は違う症状が出て、なかなか安定しませんでした。
爪の状態も、体調が悪くなると欠けはじめるという状態でした。
訳、2年間83回治療を行いました。

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