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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

パニック障害、動機、眩暈、吐き気など、予期不安も収まって!2012年6月の症例

2015年12月18日

パニック障害、動機、眩暈、吐き気など、予期不安も収まって!2012年6月の症例

39歳の女性、パニック障害の発作があると、動悸/胸苦しい/落着かない/むかむかする/やる気もなくなるなどがする。動悸/胸苦しい/落着かないを最も強く訴えてこられました。
既往としては、脳下垂体腫瘍、プロラクチンの数値が高い。生理不順とのことでした。
体の状態は、腹は、下腹部が弱く、脉は沈んでいて弱い。皮膚は滑らか温かい、上半身が熱い、手足の汗、動悸、胸苦しい、むかむかする、嫌な感じ、やる気がない、生理不順、腰痛、パニック障害と診断しました。
治療は、腎虚脾実証で行い、不安を抑える目的で左右太谿にお灸、生理不順に対して右三陰交にお灸を行いました。鍼を始めてから1日3回飲んでいた薬を1回に減らして治療を続けました。朝乗り物酔いのような気分の悪さがあったものが、鍼をするようになってから少なくなってきたとのことでした。
証はその都度換えて行い、三日に一度のペースで通院してもらいました。6週間目(12回目)あたりから今までは病気に対する不安や予期不安が起こっていましたが、それが亡くなり始め、
3か月目から1週間に一度の通院に替えてもらい、経過観察を行いました。5回見た段階で、パニック発作が全くなくなっていましたので、24回で治療を終了としました。

パニック障害, 不安神経症, 眩暈(めまい), 鍼灸ブログ | コメント (0)

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