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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

腱鞘炎、主訴の他にも慢性疼痛!2013年3月の症例

2016年1月5日

腱鞘炎、主訴の他にも慢性疼痛!2013年3月の症例

58歳の女性、3週間くらい前から左親指母子伸筋腱に痛みがある。右人差し指のしびれ、頻尿とのことで左親指の痛みをもっとも強く訴えてこられました。
脉は浮いていて強い。皮膚はざらつき背中、左右足の内側に湿疹。足の浮腫み、喉が渇く、頻尿、目覚めやすいなど (左母子腱鞘炎)と診断しました。
8回目ごろより主訴側の左の手指の痛みは楽になってきました。
治療は、脾虚肝実証で行い、患部に温灸、左手三里に温灸を行いました。1週間に一度の通院で、4回目から肺虚証に替えたり、もともとある坐骨神経痛の治療のため、申脈・後谿の奇経灸を加えました。
開始3か月半を過ぎたころより、主訴の左側の親指の痛みはあまり訴えなくなりました。以後は右坐骨神経痛と右指の痺れを中心に9月末まで治療を行いました。

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