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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

便秘について

2020年9月14日

体内に便がたまって腐敗すると毒素が発生し、体の調子が悪くなります。便秘は太る原因をつくるだけでなく、ひどくなると頭痛や肩こり、めまいなどの症状を誘発し、慢性病を引き起こす原因にもなるので早めに治すことが大切です。
東洋鍼においては、弁の生成は下焦の働きで、大腸経、肺経が大きくかかわりますが、脾系、腎経、、肝経(すべての経絡)がかかわってきます。
体内に熱がこもる虚熱という状態になっていることが多く、力むときには、肺の力が大きくかかわるとされていて、たんに腸内環境の問題としてだけとらえているわけではないところが、現代医学との大きな相違点ですね!

家庭でも簡単にできるツボ療法をいくつかご紹介します。
便秘には、間使というツボがよく効きます。そのほかに梁丘皇孫を挙げておきます。
梁丘膝のお皿の上角から親指の幅、2本分、上がったところを押してみてください!

皇孫**足の爪先の親指側の出っ張ったほねを目安にして、親指の幅2本分のところを押してみてください!

間使**手のひらを上に向け、手首を軽く曲げて、関節の真ん中、手首より親指の幅3本分のところを押してみてください!

つぼを押すときのこつは?

ご自分の親指化、人差し指、どちらでも構いません。
必ず、つぼを押しているときは、ゆっくりと息を吐きながら行いましょう!
押す強さは強く推す必要はありませんが、徐々に力を加えて押していきましょう!
押す長さは数秒から、10数秒で良いと思います。
左右のつぼを同時でも構いません。
1か所のツボを、3から5回くらい、繰り返すだけで、で十分です。
朝起きた時や夜寝る前にやってみていただけるとよいでしょう!
ツボの取り方としては、親指の幅を基準に考えてみてください。以後すべて親指の幅を長さの基準として書いていきます。

以上、ツボ刺激は、症状の改善だけではなく、未然に防ぐ、予防効果がありますので、ぜひおためしに!!

家庭で簡単ツボ療法 | コメント (0)

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