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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

腰痛症

2021年7月19日

下肢痛などの神経症状を伴わない腰痛のうち、とくに原因となる器質的病変が認めないものです。
 一般的に「ぎっくり腰」と呼ばれる急性腰痛症と、痛みは軽いものの強くなったり楽になったりを繰り返す「慢性腰痛症」があります。
急性腰痛症は不意の動作、とくにひねり動作で急に起きることが多く、慢性的な腰痛症は日常生活での不良姿勢による腰の筋肉の疲労などが原因です。腰椎周囲の筋力が弱く、適切な姿勢が保持できなかったり、腰椎周囲の筋肉に過度の負担がかかることが、腰痛の原因になります。

家庭でも簡単にできるツボ療法をいくつかご紹介します。
最もポピュラーで、最も関心のあるものと思われる腰痛については、多数のツボがありますが、
足の太衝、崑崙、委中、腰のじ腎兪、ししつ、大腸兪を挙げておきます。

名前
太衝
よみ
たいしょう
部位
第一第二中足骨底の間
主治
腰痛
崑崙
よみ
こんろん
部位
外果直後
主治
膀胱経上の痛み
委中
膝の裏窪みの真ん中
腎兪
台2腰椎棘突起の下外側1寸5部さらに、外側1寸5部に 志室をとる。
大腸兪、だい4腰椎棘突起の下外側1寸5部に取る。
いずれも量親指で押すような感じでとるとよい。

つぼを押すときのこつは?

ご自分の親指化、人差し指、どちらでも構いません。
必ず、つぼを押しているときは、ゆっくりと息を吐きながら行いましょう!
押す強さは強く推す必要はありませんが、徐々に力を加えて押していきましょう!
押す長さは数秒から、10数秒で良いと思います。
左右のつぼを同時でも構いません。
1か所のツボを、3から5回くらい、繰り返すだけで、で十分です。
朝起きた時や夜寝る前にやってみていただけるとよいでしょう!
ツボの取り方としては、親指の幅を基準に考えてみてください。以後すべて親指の幅を長さの基準として書いていきます。

以上、ツボ刺激は、症状の改善だけではなく、未然に防ぐ、予防効果がありますので、ぜひおためしに!!

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