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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

腰部脊柱管狭窄症

2021年7月22日

腰部脊柱管狭窄症
ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう

腰部脊柱管狭窄症とは?

 腰椎内部の神経の通路である脊柱管が狭くなることにより、神経組織が圧迫されて症状が出現する病気です。医学的には異なるさまざまな病態を含む疾患群ですが、加齢変化が主な原因であることが最も多く、一般的に日本では脊椎の変性や変性すべり症によって起こる「変性脊柱管狭窄症」のことを指します。

 主な原因は加齢変化ですが、生まれつき脊柱管が狭い人や椎弓や椎間関節の形状が異なる人に多くみられます。また、変性すべりによるものは女性に多くみられます。

症状の現れ方

 特徴的な症状は「間欠性跛行」です。間欠性跛行とは、歩き始めはとくに症状が強いわけではないのですが、しばらく歩くと脚が痛くなったり、しびれたり、こわばったりして歩くことができなくなる状態を指します。しゃがんだり座ったりすると症状はすぐになくなり、また歩いたり立ったりできるのが特徴です。これは立つことで構造上、脊柱管がいっそう狭くなり神経を圧迫するためで、体が前かがみになると脊柱管がやや広くなり、神経圧迫は解除されて症状はなくなります。

 進行するに従って、連続歩行距離や時間が短くなっていきます。重症の場合は50mも歩かないうちに症状が強くなって歩けなくなったり、5分程度立つだけでも症状が出たりします。さらに、徐々に下腿の筋肉が萎縮し、永続的な歩行障害が起きることもあり注意を要します。

 また、馬尾神経の症状として会陰部のしびれ感や灼熱感が出現したり、男性では間欠性跛行と同時に疼痛を伴う陰茎勃起(間欠性勃起)を認めることもあります。

家庭でも簡単にできるツボ療法をいくつかご紹介します。
腰の命門、腰の陽関、仙骨部のわきの圧痛店、陽陵泉、 崑崙
※陽陵泉、膝の外側にある腓骨の出っ張った部分の下
※ 崑崙、足の外くるぶしの後ろアキレス腱との間
それと、左右の手のひらで、桃の付け根の前側、鼠径部というところをかるくてでまっさーじするようにするとよいでしょう!

つぼを押すときのこつは?

ご自分の親指化、人差し指、どちらでも構いません。
必ず、つぼを押しているときは、ゆっくりと息を吐きながら行いましょう!
押す強さは強く推す必要はありませんが、徐々に力を加えて押していきましょう!
押す長さは数秒から、10数秒で良いと思います。
左右のつぼを同時でも構いません。
1か所のツボを、3から5回くらい、繰り返すだけで、で十分です。
朝起きた時や夜寝る前にやってみていただけるとよいでしょう!
ツボの取り方としては、親指の幅を基準に考えてみてください。以後すべて親指の幅を長さの基準として書いていきます。

以上、ツボ刺激は、症状の改善だけではなく、未然に防ぐ、予防効果がありますので、ぜひおためしに!!

家庭で簡単ツボ療法 | コメント (0)

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