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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

  スポーツ障害による急性腰痛症!2009年11月の症例

2014年1月24日

  スポーツ障害による急性腰痛症!2009年11月の症例
バスケットをやっている17歳の女性、腰を痛め来られた、2009年11月の患者さんです。
座っていて立ち上がるなどの動作が困難である。頭が重く、肩こり、咳が多く出るなどの症状があり、
皮膚はややざらつき、腰部にキョロ所見がありました。腹部は全体的に硬く上腹部が弱い、脉は、沈んでいて、弱い。
治療は右肺・肝相剋調整で行い、背中、腰に刺鍼、右申脈・後谿に奇経灸を行いました。
2回目の時はまだ腰痛があり、3回目の時も腰痛が取れていませんでしたので、適応側(先に鍼をする側)を左に替えて行ったところ、
4回目で腰部の強い痛みは楽になり、5回目で腰痛が焼失しましたので、改善と診て治療終了となりました。
感想としては、悪いほうが適応側になるわけではなく、どちらを先にするかで、我々治療かは悩むところですが、3回目で換えてうまくいった症例でした。
スポーツ障害の事例は以下をご参照ください。
スポーツ障害 https://www.toyo-hariin.com/zirei/case12.html

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  ストレス解消、痩せたくもありスポーツを一生懸命やったら?スポーツ障害による右ひざ関節症!2009年11月の症例

2014年1月14日

  ストレス解消、痩せたくもありスポーツを一生懸命やったら?スポーツ障害による右ひざ関節症!2009年11月の症例
45歳の女性、仕事を換えて、運動のため、バトミントンを始めたら、右膝裏側が痛く、腰痛もある、最近、右肩甲骨内側痛もあると言ってこられました。
中学生の時に腰を痛め、第4第5腰椎の分離症の既往がありました。
皮膚は冷たく右膝裏が脹れている、下部腰椎の変形、手足の冷え、肩こり、右背中の筋肉が突っ張っている。
腹部は、下腹部が冷たく、弱い、脉は、沈んでいて、遅く、弱い。
治療は左側適応側で腎虚脾実証で行い、2回目から肺虚証に替えて行いました。
6回目に来られた段階で横座りが出来るようになり、証を脾本証に替えて行い、9回目の来院では、座れるようになってきました。
2か月たった状態で座れるようになっていましたので、最近バトミントンを控えていましたが、少しずつやってもらいました。
バトミントンをした後はまだ膝の周りが痛むとのことでしたが、膝周囲の脹れや、腰痛、右背中の痛みなどはあまり出ていませんでした。
感想としては、一度膝関節を痛めてしまうと、なかなか治りにくく、治ってもすっきりしない状態が残るものです。近年、ダイエットやストレス解消で今までやったことのなかったスポーツなどを一生懸命されて
スポーツ障害や、体調を崩す人がいますので、ほどほどに、自分の体力に合わせて行ってください。

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スポーツ障害による腰痛、左膝関節痛2009年8月の症例

2013年12月5日

スポーツ障害による腰痛、左膝関節痛2009年8月の症例
患者16歳、高校生の女性、ソフトボールをやっていて、腰を痛め、左膝も痛むので、来られました。
ランニングをしたときや捻った時などに腰痛・膝の痛みがあるとのことでした。
腹診では、上腹部が虚、脉診では、浮いていて弱い。
体は特に問題はないが、下部腰椎と仙骨の間にキョロ、左膝周りにキョロ所見がありました。
治療は肺・肝相剋調整で行い、腰と左ひざの周りに鍼をして、左申脈・後谿に奇経灸を行いました。
十日後の2回目は、まだ腰痛が取れていなくて、証を脾・肝相剋調整に替え、腰に温灸を行いました。
12日の3回目に来られた時は、腰の痛みは動いても痛みがなく、膝の痛みもなくなっていましたので、改善と診て、治療を終了しました。
感相は、高校生の回復力の速さ、この一言です。

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急性腰痛 スポーツ障害による右肩関節症

2013年11月18日

スポーツ障害の事例はこちら急性腰痛 スポーツ障害による右肩関節症
2009年4月に来院された患者さん。男性で、当時27歳。
もともと社会人野球の選手で、右肩関節を動かしたとき、投球動作で肩関節前側に、痛みがあった。
その時の一番の訴えは、腰の痛みで、昨日タイヤ交換をしていたら、急激に痛みが出たとのことであった。
運送業で重いものを持つことが多く、慢性的な腰痛である。
身長も180センチと高いが、体重も93キロとやや過剰である。
腹診すると上腹部が冷たく、脉診では、浮いていて力強い。
体の表面に奇が多く集まっていて変調をきたした状態で、痛みもわりと時間的には新しいものであるので、浅い所にある状態であった。
このことから、腰痛に対しては3回程度の治療で痛みが取れると思われた。
そのほかの症状としては、手足が冷たく、時々立ちくらみがある、右肩関節の痛いところに「生ゴム様所見」という筋肉のこりがあった。
治療は「肺虚肝実証」という証で、特に右肩関節の「生ゴム様所見」と、左右の鼠蹊部(腿の付け根前側のところ)に鍼を行い、腰に温灸をして終わった。
翌日も来院され痛みが改善したので、そのときはそれで治療を終了した。
1年後に腰痛と左右の足の痺れで来院され、6月の時は右足の痛み、右肩関節のスポーツ障害で、3回続けて治療をした。(脾虚肝実証)
「ボウルを投げたりバットを振ることも困難であったものが、治療してから痛みもなく出来るようになった」と喜ばれた。
11月の時は、左右の足の痺れまであったが、6回治療して腰痛、足の痺れともに改善させることが出来た。
感相としては、わりと痛みが表側に合ったことと、本人の生来持っている体力がある人であったので、2回ないし数回の治療で改善させることが出来たものと思われる。
このような症状はこのような人のように短期間で集中的に治療することが治療成功のポイントであるので、1週間に一度とか2週間後などと言わないで
続けて治療に通うことをお勧めします。

 

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