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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

パニック障害(対人恐怖症)、2011年2月の症例

2015年9月14日

 

パニック障害(対人恐怖症)、2011年2月の症例

23歳の女性、パニック症状、便秘が最も強く、中学2年生のときに人の顔を見られなくなり目を合わせることが出来ない。隣に人がいると落着かないとのことでこられました。
体の状態と症状としては、腹部は上腹部が弱く、脉状は、沈んでいて弱い。8年前から症状がある。手足に汗をかき冷たい。夢を多く見る。人が怖い。毎日便通があるが、すっきりしない。皮膚は滑らか。薬の服用はしていない。 便秘、パニック障害と診断しました。
遠方から来られる人でしたが、三日に一度のペースで通院してもらいました。治療としては、脾虚証、肺虚証で行い、便秘の解消と、手足の冷えを中心に治療を行いました。3回目で悪夢からよい夢に代わり、4月から仕事を始めようという意欲が出てきました。

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パニック障害、運転できなくなって、不安も強く!2010年10月の症例

2014年9月24日

パニック障害、運転できなくなって、不安も強く!2010年10月の症例

昨年の春ごろより目眩があり、1か月前の8月30日にひどい眩暈となってから、怖くて車が運転できなくなったとのことで来られた42歳の女性です。

運転できないということで、父親から載せてもらって通院されました。会社の通勤も送ってもらっているとのことでした。

体の状態は頚から背中が凝り冷たい。足の冷え。症状は、 目覚めやすい/喉口の渇き/胸苦しい/手足の冷え/頻尿/耳鳴、不安感などがありました。

以上のことから、目眩/パニック障害と判断しました。

ゃ区は沈んでいて遅く弱い。腹部は下腹部が冷たい感じでした。

治療は右腎・脾相剋で行い、右照海・列欠に奇経灸を加えました。

治療後頭が重くなったということで、2回目から脾虚証に替えて治療を行い、右内関、足三里に温灸を行いました。

夜中のトイレの回数が減り、運転ができるようになってきました。

5回目の段階で自分で運転して通勤できるようになりました。証を肺虚証に替えて継続治療を行いました。

1週間に一度のペースで通院してもらい、1年治療を続けました。

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