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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

  最初は頸の痛みの来院が、通院しているうちに、肩こり、頭痛、生理痛、手足の冷え、たいしつがかわりました!2009年12月の症例

2014年2月6日

  最初は頸の痛みの来院が、通院しているうちに、肩こり、頭痛、生理痛、手足の冷え、たいしつがかわりました!2009年12月の症例
子供の付き添いで来られていて、雪除けをしていたら、頸を痛めうしろに動かすと痛みがあると言って治療を始められた、36歳の女性です。
体は割と暖かい、手足の冷え、頭が重い、生理痛、肩こりなどの症状がありました。
腹部は力が弱い、脉は沈んでいて、弱い。
右肩に硬い筋コリ。左ナソ部に生ゴム様所見。左背中に筋張りがありました。
治療は肺・肝相剋で行い、頸の患部に温灸、円皮鍼、右後谿・申脈に奇経灸。2回目もおなじような治療を行ったところ、3回目で頸の痛みが無くなり、生理痛の治療を中心に行いました。
4回目に来られた時に、便通時の出血がありましたので、証を換えて行ってみました。
3回の治療で便通時の出血は治まってきました。証を肺・肝相剋に戻し、さらに治療を続け、14回目の段階で頸の痛み、肩こり、頭痛などは軽減となりました。
三日に一度の通院で行っていましたが、1週間に一度に替えてもらい、現在も2週間に一度、4年150回以上健康管理のため治療を続けてもらっています。
感想としては、付き添いで来られていた人で、症状が出て、ついでに鍼を私もしてもらおうかということで、始められた人は、
症状が良くなれば、それで治療は終わりになる人がほとんどですが、この人のように、4年以上も続けてもらえて、とても素晴らしいと思います。
鍼の証も現在は変わって、手足の冷え、生理痛、生理不順、肩こりなども、現在は改善されています。
頸の痛み、生理不順、手足の冷えなどの事例は以下を参照してください。
生理不順 https://www.toyo-hariin.com/zirei/case13.html
冷え性の症例 https://www.toyo-hariin.com/zirei/case1.html
頚腕(けいわん)症候群 https://www.toyo-hariin.com/zirei/case9.html

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  低血圧、生理痛、頭痛、体の冷えを伴う慢性肩こり症!2009年11月の症例

2014年1月27日

  低血圧、生理痛、頭痛、体の冷えを伴う慢性肩こり症!2009年11月の症例
 花を育てる仕事で、水を多く使い、足元から冷える環境で、冷えを伴う肩こり、頭痛、生理痛、低血圧などがあり、
急激に首が痛くなって回すことが出来ないと言ってこられた、39歳の女性です。
手足が冷たく、皮膚はややざらつき、頸から肩にかけて慢性的なコリがあり、腹部は、ざらつき上腹部が弱い、脉は沈んでいて遅く、弱い。
血圧が上が80と大変低く体の冷えをなんとか改善させ、血流をよくすることで、慢性的な肩こりや生理痛を治すことができると思いました。
肺・肝相剋調整で行い、2回目には、後谿、申脈の奇経灸を加えました。
3週間6回治療をしてもらいましたが、なかなか頭痛はなくなってきませんでした。仕事が忙しくて、治療間隔が2週間くらい空くようになりましたが、
年明けからは本人も薬を出来るだけ飲まないように心掛けてもらったところ、頭痛はかなり回数が少なくなり、肩こりも緩んできましたので、治療終了となりました。
感想としては、どうしても仕事が優先となり、治療間隔があいたりして、効果を上げにくいものですが、頻繁に頼っていた薬をやめることで、頭痛自体が少なくなり、
鍼の持続効果も高まるものだと思います。本人の都合でありますので、2週間に一度くらいの治療でも致し方ないと思いますが、もう少し継続していただければ、生理痛や低血圧も正常にできたのではないかと思いました。
生理不順、生理痛の事例は以下をご参照ください。生理不順 https://www.toyo-hariin.com/zirei/case13.html

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  腰痛・生理痛予防 2009年9月の症例

2013年12月13日

  腰痛・生理痛予防 2009年9月の症例

28歳の女性、1週間ほど前から、前かがみになると腰が痛く尻のあたりが冷たい、足腰が冷える感じで、生理痛がひどい、肩こり、眠れないなどの症状がありました。
腹部は全体的に冷たく、脉は、沈んでいて、遅く、弱い。皮膚は冷たくやや緩みがち、腰椎の前凸がありました。
治療は脾・肝相剋調整で行い、腰に温灸、三日後に来られた時はまだ前かがみの腰痛が残っていた。
同じ治療を3回続けて行い、4回で腰痛はほぼ改善した。ちょうど生理中であったので、三陰交に温灸を加えた。
その後生理痛予防のため、来院されました。

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生理不順 肩こり症 2009年8月の症例

2013年12月6日

生理不順 肩こり症 2009年8月の症例
25歳の女性、浮腫み、生理不順、肩こり、頭痛などの症状がありました。
特に浮腫み、肩こりが気にかかり、手足の冷え、目覚めやすい、頭が重いなどの症状がありました。
体は全体的に皮膚につやがあり、頸にキョロ所見、膝より下が浮腫み、手足が冷たい状態で、腹診では、下腹部が弱く、脉診では、沈んでいて弱い。
水分代謝が衰えていて、熱が中にこもっているような状態でした。
治療は腎・脾の和法で行い、頸、肩に散鍼、腰に刺鍼、左右湿眠に温灸。
3回目まで腎本証で行い、今回の整理はすっきり終わったとのことで、4回目より上せと寒気を繰り返すなどの症状があったので、肝虚本証にして治療。
次の生理はまだ塊のようなものがあり、頭痛、いらいらする、眠れたり眠れなかったりという症状がしばらく続く。3か月目で足の浮腫み、尿量も正常になり、足も温まってくる。
生理もすっきり終わるようになる。その後は、痒みが出たり、変な夢を見るなどの症状があった。その都度、証を換えて、臨泣・外関など奇経灸を加えて治療を行う。
喉が詰まるや鼻血が出るなど、上せ症状が出て足の冷えなど、改善の治療を行う。
生理は正常になったり、やや遅れて始まったりする感じであった。
春まで続けてもらい、生理や浮腫み、尿量は正常となり、24回の治療で終わりました。
感相としては、初めのうちは割と治療効果が上がり、9回目の時では、かなり改善されてきました。その後は痒み、鼻血、悪夢を見るなど、証が変わったり、症状もなかなか安定しませんでしたが、
主訴の浮腫みと肩こり、生理不順は改善させることが出来ました。

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