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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ
自律神経失調症、眩暈、吐き気、頭痛、軟便など、主訴だけではなく続けて治療を!2011年7月の症例
2015年10月20日
自律神経失調症、眩暈、吐き気、頭痛、軟便など、主訴だけではなく続けて治療を!2011年7月の症例
38歳の男性、眩暈がひどく、数年前から目眩があり回る感じと揺れる感じがある。動悸/吐気/頭痛なども出る。1日2回程度はあるとのことでした。
体の状態は、脉は、沈んでいて弱い。体全体がぶよぶよしていて冷たく汗ばんでいる。両手の平のゴワゴワした湿疹。 目眩/立ちくらみ/汗を書きやすい/喉が渇く発作時の動悸/息切れ/胸苦しい/軟便、自立神経失調症と診断しました。
治療は、腎虚脾実証で行い、照海・列欠の奇経灸を行いました。4回目ころより目眩が治まり始め、翌月には薬を飲まなくても過ごせるようになりました。眩暈、吐き気などはある程度治まっていましたが、完治とまではいかず、9回で治療終了となってしまい、残念でした。
症状が治まっているときこそ、鍼を続けて、症状が出てこなくすることが、鍼治療の本当の目標です。
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自律神経失調症、眩暈、吐き気の心配も、治療でなくなり!2011年4月の症例
2015年9月24日
自律神経失調症、眩暈、吐き気の心配も、治療でなくなり!2011年4月の症例
51歳男性、目眩/吐気で、小学生のころより吐気と目眩がある。一時期は治まるが、1ヶ月に5回程度は強い発作が起きる。
体の状態は、下腹部が弱く、脉状は沈んでいて速く、弱い。上半身が熱い。手足の汗。皮膚は全体的になめらか。 目眩/吐気/寝付きが悪い/便秘と下痢を繰り返す/やや頻尿/耳鳴/自立神経失調症と診断しました。
治療は、上せの症状を抑えることが大切で、上せなくなれば、諸症状は改善されると思われました。証は肝虚で行い、公孫、内関の奇経灸を用いました。吐き気、眩暈などは、4回目あたりから治まってきました。運転中、不安になったり、また具合が悪くなったらどうしようという不安感があるとのことで、手の外関、や内関、足の三里などに適宜治療を行いました。治療3か月ごろから眠れるようにもなり、吐き気、眩暈という症状はほとんどなくなりました。出張に行くのが不安でしたが、実際に行ってこられても症状を出すということはありませんでしたので、15回で治療を終了としました。
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仕事中に後ろに引かれる立ちくらみ、頸のこりも気にかかって!2010年7月の症例
2014年8月20日
仕事中に後ろに引かれる立ちくらみ、頸のこりも気にかかって!2010年7月の症例
後頭部の引きつりを訴えられてこられた、45歳の女性です。
春ごろより頭から頚が凝る。締め付けられるような感じ。時々ふらつく。気持ちが悪くて仕事中に立っていられなくなる状態でした。
既往症として、尿路結石、体の状態は、下腹部が冷たく腎虚。脉は沈んでいて速く弱い状態でした。そのほかに、頸椎の変形。上半身が熱い 後頭部の凝り/目覚めやすい/頭が重い/手足の冷え/頚肩凝り/緊張方頭痛がありました。
1回目は、腎虚証で行い、上せを引き下げることと、消化器系にトラブルがあると思われますので、胃の調子を整えました。
2回目以降、申脈・後谿、後谿・申脈の奇経灸を使いながら、精神的なものに対してもアプローチしていきました。治療するとしばらく調子が良くなり、寝つきは良くなってきました。しかし一度目覚めると朝まで眠れないなどの日々が続きました。
治療1か月を過ぎたころより、証を脾虚証に替えて治療を続けましたが、途中で我慢が出来ずに、病因から睡眠導入剤を使用することになり、発作的な気持ち悪さが取れませんでした。
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更年期障害、右肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)、朝起きたくなかったが、横にもならずに!2010年6月の症例
2014年7月3日
更年期障害、右肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)、朝起きたくなかったが、横にもならずに!2010年6月の症例
56歳の女性、2年前から肩が痛み、右腕が上げにくい、更年期症状があって、眩暈、食欲不振、足の浮腫み、足先が冷え、上せる。昨年鼠径ヘルニアを手術。
体の状態は、皮膚は冷たい浮腫みあり。 ナソを中心に特に左側にナマゴムヨウ所見。
肩凝り/朝起きられない/上せ/足の冷え/目眩/食欲不振/足の浮腫み/頭が重い/吐き気/鼻水が出る/胸苦るしい。
以上のことから、右肩関節症/肩凝り症、更年期障害と判断しました。脉は沈んでいていて弱く、下腹部が冷たい感じでした。
1回目は右肝虚脾実証、右肩関節、曲池に温灸。
2回目・3回目も同じ証で行い、申脈後谿に奇経灸を加える。
右側に症状が出たりしたので、適応側を左に替えたり、証を換えながら治療を続ける。
9回目の段階で肩の痛みは少なくなり始め、11回目の段階で肩の痛みはなくなりました。
他の症状もほとんど消失しました。
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慢性 頸・肩こり・慢性腰痛 眠りも深く、疲労しにくく! 2009年9月の症例
2013年12月13日
慢性 頸・肩こり・慢性腰痛 眠りも深く、疲労しにくく! 2009年9月の症例
62歳の女性、肩こり、頸の痛み、腰痛、眩暈、耳鳴りなどの症状で来られました。
何年も慢性的な頸の痛み、肩こりで、以前は鬱的にもなったとのことです。
臍周りが冷たく、脉は、沈んでいて、遅く、弱い。体は、後頚部から肩にかけて突っ張っている。第5腰椎の前突。 眠れない/頭が重い/喉が渇く/頻尿、既往として、気管支喘息がありました。
治療は脾・肝相剋調整で行い、肩、腰に温灸、2回おなじような治療を行ったところ、眼圧が上がって、耳鳴りが強くなってきましたので、肝虚本証に替えて治療。
2回で眼圧は治まってきました。眠れるようになってきて、後谿・申脈の奇経灸を加え、
6回目に来られたころから頸、肩、腰の痛みは楽になり、眠りも深くなったり、疲れにくくなったとのことでした。
しかし、喉が渇く感じや耳鳴りはなかなかよくなりませんでした。遠方のため、冬になって、雪が降ると車の運転が不安とのことで、治療が中断となりました。
感相としては、慢性肩こり、腰痛、睡眠、頭痛など、症状が取れて改善できたことは良かったです。
春くらいまで治療が出来たら、耳鳴りもかなり改善させられたのではないかと思われました。
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