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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

アトピー性皮膚炎、小児ぜんそく、赤ちゃんの頃から体調管理で!2012年10月の症例

2015年12月24日

アトピー性皮膚炎、小児ぜんそく、赤ちゃんの頃から体調管理で!2012年10月の症例

1歳7か月の女の子。卵アレルギーで、手首足首に湿疹ができる。喘息気味とのことで、手足の湿疹、気管支拡張を最も強く訴えてこられました。
体の状態は、脉は沈んでいて、手首周囲の湿疹。全体的には皮膚はきれいである。 (アトピー性皮膚炎、小児ぜんそく)
治療は、肺虚肝実証で行い、?鍼、円鍼で経絡を撫で、湿疹部や手足に温灸、時々銀粒を添付するなど、治療を続けました。母親の仕事の都合で不定期な治療でしたが、咳や鼻水がひどくなりそうになったり、湿疹が多くなり始めるときなど、適宜治療を行いました。

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夜泣き、アトピー性皮膚炎、小児ぜんそくなど、2011年12月の症例

2015年11月24日

夜泣き、アトピー性皮膚炎、小児ぜんそくなど、2011年12月の症例

2歳の女の子、昼間はおとなしく遊んでいるが、夜中数回目覚めて泣く。そのまま起きることもある。夜泣きを強く訴えてこられました。
体の状態は、皮膚は後ビーでかき壊す。乳製品などは全く食べられない。頭が熱く体が冷えている。 夜泣/アトピー性皮膚炎と診断しました。
治療は、脾虚証で行い、右肝兪、左脾兪に小児筋替えの灸を行いました。とびとびの来院となり、アトピーや喘息の発作は治まりませんでしたが、夜泣きは良くなってきました。

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小児ぜんそく、鍼をしてから発作がなくなり!2011年11月の症例

2015年11月22日

小児ぜんそく、鍼をしてから発作がなくなり!2011年11月の症例

7歳の女の子、4歳から喘息で時々発作がある。入院するほど激しいときがある。薬はそのつど飲んでいる感じ。手足の冷え、喘息を最も訴えてこられました。
体の状態は、脉は浮いていて弱い。皮膚は滑らか手足が冷たく汗ばんでいる。 咳/痰が絡む/小児喘息と診断しました。
治療は、肺虚もしくは脾虚で行い、足に温灸をして気を引き下げる治療をしました。2か月は毎週一度来てもらいましたが、症状が落ち着いているので、2週間に一度の通院で半年続けました。鍼をするようになってからは、大発作は起きてなく、ぜいぜい言っても2、3日で治まる感じになりました。

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気管支喘息、アトピー性皮膚炎、慢性鼻炎、アレルギーの病気に鍼治療!2011年5月の症例

2015年10月3日

気管支喘息、アトピー性皮膚炎、慢性鼻炎、アレルギーの病気に鍼治療!2011年5月の症例

中学1年生の女の子、小学校のころより喘息があり最近発作がわりとある。吸うときの発作。全身の痒み。便秘。運動時喘息が出るとのことで来られました。
体の状態は、腹は全体的にかさついていて、脉状は、浮いていて弱い。ダニ/ハウスダスト/花によるアレルギー。喘息の発作、便秘、手の汗/皮膚は全体的にかさかさしている。右ナソにキョロ所見。 気管支喘息と診断しました。
治療は、脾虚もしくは腎虚で行い、背中のツボや、大椎、肺兪など咳に関係するところへ、灸を行い、治療を続けていきました。最初は、肘や背中、膝裏など痒みと湿疹がありましたが、治療を続けていくうちに、肌はだんだんきれいになっていきました。
8月まで、1週間に一度のペースで通院してもらい、9月から月に2回ずつ通院してもらいました。予約で通えないというので、その都度電話されてからの通院となり、不定期になりましたが、鍼をしていると、喘息用発作が少なく、少し間が空くと喘息用発作が出ている状態でした。
鼻つまり、鼻水もよく出るとのことで、合谷を使ったり、申脈・後谿の奇経灸を使ったりしながら治療を継続しました。3年間治療をしたところ、ほとんど喘息発作やアトピーはなくなりました。現在も鼻つまり、鼻水がひどくなってくると、時々来られています。

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気の調整で小児ぜんそく 痒み 改善へ 2009年6月の症例

2013年11月23日

アレルギーと小児ぜんそく
小学1年生の女の子、2009年6月に来られた患者さんです。
生まれつき、食物アレルギーがあって、卵や牛乳を取ると、湿疹ができてかゆくなる。笑ったり、興奮した時に喘息の発作を起こす。しかし、最近はあまり強い発作が出ていないので、薬はこの1か月間止めている。
身長は106センチ体重は15キロとやや痩せ型で、皮膚はあまり湿疹がなくきれいであったが、手足に汗をかいていて、話をするときに息がうまく吐き切れていないような感じであった。
腹診では、肺の診どころつやなく、脉診では、浮いていて、遅く、弱い。
経絡治療においては、吸気時は、肝・腎の作用、呼気時は肺・心の作用であるとしている。
このようなことを参考にして、笑ったときや興奮した時などに喘息の発作が出るような人は、肺や心の経絡の変動が大きいばあいがあると思われた。
治療は肺虚肝実証で行い、背中に?鍼、円鍼を行って、大椎穴と神童穴に銀粒を添付して終わりとした。
けいかとしては、近くの人であったので、もっと感覚を開けないで来院してもらいたかったのだが、お母さんの理解があまりえられないのか、2週間に一度の割合での治療となった。
6回目まで同じような治療で、7回目から肺・肝相剋調整で行い、つぼも少し変えて行った。
10月ごろにはほとんど喘息が無くなってきた。時々喉が痛くなったり、熱を出すことがあったが、強い喘息の発作はあまり起きなくなった。食物アレルギーのほうもお母さんが気を付けていることもあるが、卵や牛乳をとっても、湿疹などはほとんどでなくなっていた。
感相としては、最終的には19回(翌年の2月まで)治療したのだが、発作の回数や強さが少なくなったことは、良いことであったと思う。しかし、感覚が空いているので、
前回の治療と今回の治療の間で、変化が少なく、悪くならないがよくもならないというような感じではなかっただろうか?
都合があって2週間に一度の来院でも致し方ないが、そのようなことであれば、なおさらもう半年は続けてみてもらってそれであまり発作が出ないということであったときに治療を終わりとしてもらえたらよかったと思いました。

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