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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

悪阻、以後肩こり、頭痛、腰痛で継続していて、二転三転!2013年11月の症例

2016年1月18日

悪阻、以後肩こり、頭痛、腰痛で継続していて、二転三転!2013年11月の症例

39歳の女性、二人目の妊娠11週目、肩こり、こめかみ部の痛み、足の浮腫み・頻尿・食べた後に胃液が出るとのことで、悪阻を最も強く訴えてこられました。
脉は、沈んでいて弱い。皮膚はなめらか暖かい、足の浮腫み、右肩上にゴム粘土様所見、肩こり・腰痛・吐き気・頻尿など (肩こり症・悪阻)と診断しました。
治療は、治療は、4回目まで腎虚証で行い、裏内庭にお灸、4回目から腰痛に対して、右申脈・後谿の奇経灸を加えました。
開始6回目の段階で吐き気は治まってきましたので、悪阻は改善としました。以後は、目の疲れ、頭痛、肩こり、腰痛などに対して治療を行い、脾虚もしくは腎虚で行いました。途中、29週目あたりで逆子になり、戻りましたが、34週当たりで再び逆子になってしまいました。鍼を続けているのに逆子になられては、申し訳ないという気持ちと、自身にも気合を入れて治療しました。おかげさまで逆子は再び正常となり、里帰り出産まで治療を継続しました。

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悪阻、全く食べられなかったが、吐き気、頭痛も収まって!2013年9月の症例

2016年1月14日

悪阻、全く食べられなかったが、吐き気、頭痛も収まって!2013年9月の症例

38歳の女性、3人目の妊娠11週目、8週目から悪阻で吐き気頭痛匂いが全く受け付けないで来られました。
脉は沈んでいて弱い。皮膚はなめらか暖かい、手足が冷たい吐き気、頭痛、呼吸が浅い、全く食べられない (悪阻)と診断しました。
治療は肝虚脾実証で行い、裏内庭、内関にお灸を行いました。4回目から証を肺虚に替え、列欠・照海の奇経灸を加えました。6回目の段階で吐き気、頭痛は治まり、7回で治療を終了としました。

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腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛、悪阻の治療も継続されて!2011年10月の症例

2015年11月15日

腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛、悪阻の治療も継続されて!2011年10月の症例

32歳の女性、昨年の冬から腰から左腿の外側が痛くなる。妊娠をしてその間は少し楽になるが又痛み出した、腰痛左足の痛みを最も強く訴えてこられました。
体の状態は、脉は浮いていて弱い。第4、第5腰椎の椎間板ヘルニア、皮膚は滑らか温かい。左足がやや下垂ぎみ。頚椎の変形。 腰痛、左腿の痛み/喉/口が渇く/足裏の汗、便秘/腰椎椎間板ヘルニアによる腰痛/左坐骨神経痛と診断しました。
治療は、肺虚肝実証で、臨泣・外関や申脈・後谿などの奇経灸を行いました。1週間に一度の通院で、続けました。治療3か月ごろより足の痛みは改善され、開始後7か月ごろより、腰の痛みも少なくなってきました。
翌年の4月に二人目を妊娠し、以後はつわりがひどく、裏内庭のお灸や、内関などで、悪阻の治療を行いました。安定期に入るまで、治療を続け、終了としました。

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悪阻の治療、タイミングよく、晴れ晴れとなる!2011年5月の症例

2015年10月11日

悪阻の治療、タイミングよく、晴れ晴れとなる!2011年5月の症例

34歳の女性、悪阻で、妊娠14週目。二人目であるが、7週目から入院していた。食べられるが吐いてしまう。吐気/胃液胆汁まで出るとのことでした。
体の状態は、脉は沈んでいて弱い。腹は、胃が空虚。者は食べられるが直戻す。皮膚は滑らかであるが手足が冷たい。 嘔吐吐気/胸焼け/胸苦しい/精神不安/唾が溜まってくる/眠れない/だるい。 悪阻症。
治療は、肺虚肝実証で、左右地機という酔い止めのつぼに温灸、銀粒を添付。2回目に吐き気の回数は減っていましたが、証を脾虚肝実証に替え、裏内庭にお灸を行いました。その結果、今まであった悪阻が嘘のように治まり、完治しました。

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悪阻(つわり)、初めての妊娠不安もあって!2010年10月の症例

2014年9月25日

悪阻(つわり)、初めての妊娠不安もあって!2010年10月の症例

27歳の女性、一人目の妊娠10週目、ほとんどものを食べられない状態で来られました。

マヨネーズのにおいをかぐととくにむかむかするとのことでした。

脉は沈んでいてよわく、体の状態は、ちゅうかんから臍にいたるまでの見所が空虚。皮膚はざらつき。特に心経ラインがかさついている。症状は、 頭痛/吐き気/嘔吐/便秘/頭が重い/胃がつかえる/げっぷ吐き気/喉の渇き/胸苦しい/動悸/頚肩凝りなど、いじょうのことから悪阻と判断しました。

治療は、1回目2回目は右脾虚肝実証で行い、中脘・水分・足三里、裏内庭などを使用しました。

3回目4回目は左腎虚脾実証で行い、少しずつ食べられるようになってきました。陥谷・合谷、照海・列欠などの奇経灸を行いました。

5回目から肺虚本証で行い、食事がとれるようになり、食欲も出てきました。照海・列欠の奇経灸を継続しました。

8回目の段階でこみ上げる感じはまだ残っているものの、ひどかった悪阻の状態は脱したということで完治としました。その後便秘、腰痛など治療を継続し、出産まで鍼治療を続けました。

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