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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

慢性気管支炎の症例

2018年10月29日

慢性気管支炎の症例
8月ごろより風邪をひいて直らず咳が出て息が荒くなる。毎日薬を服用しているとのことで来られた1歳2か月の男の子です。
状態は、足が冷たい。皮膚はなめらか暖かい。 息苦しい感じ。 (慢性気管支炎)
脈は沈んでいて弱く、?鍼、円鍼を用い、手の肺経、足の肝経に行いました。
背中、足に温灸。
同じような治療で、1週間に一度の通院で、3か月治療をしてもらい、その後は半年間予防のため、月に2回治療を継続してもらいました。せきはなくなりましたので、終了としました。

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不眠、鬱病の症例

2018年10月25日

不眠、鬱病の症例
8月より眠れなく不安が強い。最近手足が冷え、脱力感。とのことで来られた43歳の女性です。
状態は、左右ナソ部にキョロ所見。後頭部に圧痛。眠れない、脱力感、手足の冷えなど (不眠、鬱状態)
脈は沈んでいて弱く、肺虚肝実証の証を立てました。
精神的な不安感がとても強く、眠れないことに執着している状態でしたので、湿民に温灸、左後谿・申脈に奇経灸を行いました。
症状に一喜一憂する人で、心療内科を受診するたびに薬が変わり、書法された薬を飲むと具合が悪くなるなど、
精神的な不安定な状態が続きました。予約で通院していましたが、その日の状態で不安になると電話をかけてきて、鍼に来られるという状態が続きました。
開始1か月で9回治療をした段階で満足が得られず、次の予約はありませんでした。
しかし、1か月後、「やはり症状が好転しないので、鍼治療を受けたい」とのことで、治療を再開しました。
三日に一度のペースで、通院してもらい眠れたりまた眠れなくなるなど繰り返しが続きました。
証は脾虚や肺虚を本証として行うことが多く、3月に入ってからは、不安感が徐々に少なくなってきて、子供のお弁当も準備できるようになってきました。
証は、肝虚本証で行うことも多くなり、4月からは1週間に一度の通院、昨年から休職していた会社へも週に一度乃至半日を数回など、徐々に復帰していきました。
5月に入るとすっかり眠れるようになり、不安や落ち込むこともなくなりましたので、6月で終了としました。

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慢性腰痛症の症例

2018年10月24日

慢性腰痛症の症例

8月より腰痛。たちすわりなどで痛みがある。とのことで来られた35歳の男性です。
状態は、皮膚はなめらか暖かい。背中、腰部の緊張。腰椎の変形あり。 (慢性腰痛症)
治療は、脾虚肝実証で行い、腰部、ムノ部に温灸を行いました。
3回目の段階で症状がなくなっていましたので、終了としました。翌年、同じような症状で再来院がありましたが、この時も3回で症状がなくなりました。

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急性腰痛症の症例

2018年10月23日

急性腰痛症の症例

昨日の朝から腰痛があり、たちすわりが困難である。足の冷え
とのことで来られた42歳の女性です。
状態は、皮膚はなめらか。腰椎の変形。腰部にこり。 腰痛、睡眠が少ない。 (腰椎椎間板ヘルニア、急性腰痛症)
腰椎椎間板ヘルニアのため手術の既往がありました。
治療は、脾虚肝実証の証を立て、腰部に温灸、足の冷えに対して、三陰交に温灸を行いました。
3回目の段階で、腰痛がありませんでしたので、終了としました。

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自律神経賞の症例

2018年10月22日

自律神経賞の症例

三日ほど前からめまいと動機がある。頸、腰の痛み。むかむかする感じ。
とのことで来られた29歳の男性です。
状態は、左右ナソ部にキョロ所見。手足の冷え。やや上半身が熱い。動機、めまい、腰痛、肩こり、むかつきなど。 (自律神経賞)
数年前にパニック障害の既往がありました。
治療は動機・眩暈・腰痛などを中心に行い、腎虚本証で行いました。精神的に落ち着かせる目的で、後谿・申脈に奇経灸を行いました。
治療後三日目に強い動機が出ましたが、それ以後は動機やめまいも亡くなり、4回目の段階で症状がなくなっていましたので、終了としました。

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