生理不純について
生理不順(月経不順)は、多くの女性が経験する悩みですよね。そこで、今回は
その生理不順について、考えていきましょう!
まずは、今の状態が一般的な範囲内なのか、それとも受診を検討すべき
タイミングなのか、一緒に整理してみましょう。
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## 正常な生理の目安
一般的に、正常な生理周期は **25日?38日** の間と言われています。
これより短すぎたり(頻発月経)、長すぎたり(稀発月経)する場合、あるいは3ヶ月
以上生理が来ない場合は「生理不順」に該当します。
### よくある原因
生理の周期は非常にデリケートで、以下のような要因で簡単に乱れてしまいます。
* **過度なストレス:** 脳の視床下部(ホルモン調節の司令塔)が影響を受けます。
* **急激なダイエット:** 体脂肪が減りすぎると、体が「今は妊娠できる
状態ではない」と判断して止まることがあります。
* **睡眠不足や不規則な生活:** 自律神経の乱れがホルモンバランスに直結します。
* **婦人科系の疾患:** 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)や甲状腺の異常などが隠れている
場合もあります。
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東洋はり医学的考察では、頻発性月経か、稀発性月経か、3か月以上生理がきて
いないかで、通院の仕方が、変わってきます。
頻発性の方であれば、1週間に1回くらいのペースで、しばらく治療を継続してもらう
必要があります。
稀発性月経であれば、周期を安定させるため、基礎体温を付けてもらい、排卵があるか
否かのチェックをしてもらいます。基礎体温の変化があり、排卵があることが確認できている人は、生理終了後から、排卵の予測日までに、必ず、一度は
鍼療法を行ってもらい、恒温槽になってから、整理の来るまでに、鍼療法を
また行うことを、数回繰り返してもらいます。
3か月以上ない場合や、周期が全くバラバラな方は、特に卵巣や子宮に病変がない場合であれば、月に2回程度の通院で、継続治療をしていただくとよいでしょう!
# 受診を検討する目安
「たまに数日ズレる」程度であれば様子見で大丈夫なことが多いですが、以下に
当てはまる場合は一度婦人科を受診することをおすすめします。
1. **3ヶ月以上生理が来ない**(放置すると子宮内膜に影響が出る可能性があります)
2. **周期がバラバラで全く予測できない**
3. **10代?20代で、将来的な妊娠を希望している**
4. **痛みや出血量が以前より明らかに増えた**
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## まず自分でできること
まずは、自分の体のリズムを可視化することから始めてみましょう。
* **基礎体温をつける:** 排卵があるかどうかを確認できる唯一の
セルフチェック法です。
* **アプリで記録する:** 過去の周期を振り返ることで、受診時に医師へ正確な情報を
伝えられます。
* **体を温める:** 血行不良は卵巣機能の低下を招くため、入浴などでリラックスする
時間を作ってください。
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経絡治療では、特に他の婦人科疾患と異なる治療や、手技を行うということは
ありませんが、奇経治療(灸)の、皇孫(衝脈)、 内関(陰維脈)、
もしくは、 照海(陰きょう脈)、列缺(任脈)を、表治法の一つとして、用いることが多いです。頻発性月経では、腎経の、 水泉穴や、肝経の曲泉穴も、表地方として、
用いると、出血が止まりやすくなることからしようすることが多いです。
生理全般的には、三陰交の施術を中心に行い、血行促進を促すことで、生理の周期を安定させることが、一番の柱になると思います。特に、お子さんを望まれる方は、まずは、
生理を正常にさせることから、始めましょう!