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うつ病とは?

鍼灸治療はうつ病に効果が在ることをご存知ですか?

心身一如/霊肉一致という言葉は古来東洋の哲学思想から発せられている考え方で、西洋的にはあまり考えられていなかったようです。

東洋はりでは、病気の原因を外邪、内邪に分けて考えていますが、「内傷なければ外じゃ入らず」という基本的な考え方があります。これは、体の中にあらかじめ偏重が無ければ、病気にはかからないという考え方で、精神的なものが大きく影響することを示唆しているものです。

内傷には「喜(喜び)/怒(いかり)/思(おもい)/憂(うれい)/悲(かなしみ)驚(おどろき)/怖(おそれ)」の七つを上げて七情としています。この、七情の乱れが誘引となって外から来た邪(原因)で病気になると、身体の状態と精神の状態を結びつけて考えています。

近年、ストレス社会といわれ、神経症やうつ的傾向にある人が大変多くなっているようです。

うつ病とまでは診断されていないけれど、うつ的傾向にあるという状況で、精神安定剤や抗うつ剤を服用している方が非常に多く、当院に来院されるかなり多くの人が、病院から薬を処方されて飲まれておられます。

さて、うつ病(うつ的傾向の人も全て含めて、便宜上うつ病と書かせていただきます)は、東洋はりでは、どのように考えてみるかということですが、憂 (うれう)、悲(かなしみ)は肺経が支配するところ、うつの人は気持ちがふさぎ込んでいて、喜びや楽しみを感じていない人が多いというものを心経の支配す るところと考え、このバランスが大きく関係していると見ることが出来ます。

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