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急性腰痛の症例

急性腰痛の症例をご紹介いたします。


1例:28歳の女性

1週間ほど前から前屈みの腰痛がある。肩凝り腰知りあたりが冷える。生理痛もあるとのことでした。

仕事が介護職で普段から腰痛があるとのことでした。

体の状態と症状としては、皮膚は冷たく緩みがち。腰椎の全湾。眠れない/手足腰の冷え/肩凝りがありました。/急性腰痛症/生理痛と診断しました。

治療としては、腰部の周りに温灸をして、周りから腰部の筋緊張を取り除く治療を行いました。5回で完治しました。


2例:31歳の女性

昨日の夜間3時ごろより腰痛が出てだんだんひどくなる。授乳中であり、医者では薬が出なかった。とのことで来られました。

体の状態と症状としては、皮膚は全体的には冷たいが、腰部にねっかん。足が冷えている。 頭痛/眠れない手足腹の冷えなどがありましたので、冷性/急性腰痛症と診断しました。

治療は、申脈・後谿の奇経灸を使いました。夜はまだ痛みが残っていたとのことでしたが、翌日には楽になり、治療は3回で完治しました。


3例:51歳の女性

バレーボールをしているが、土曜日の練習中に腰を痛める。冷やしていたら少し良くなってきたとのことで来られました。

体の状態と症状としては、患部は右に緊張があり、やや腫脹している。 低血圧/目覚めやすい/吐き気/胃がつかえる/膝の痛み/逆流性食道炎がありましたので、/運動障害による急性腰痛症と診断しました。

治療は、腰痛の治療とともに、膝の痛みの治療もおこないました。1回目でほとんど楽になり、3回目の段階で腰痛はなくなりました。以後も、膝の治療を継続して、完治しました。再来院があり、右腕の痛み、逆流性食道炎の治療にも来られています。


4例:62歳の女性

2週間ほど前に腰痛となり、三日目から動けなくなっていた。ようやく寝返りなどが出来るようになるとのことで鍼に来られました。

体の状態は、左側に腰痛あり。全体的に冷たくなっている。皮膚はつやありました。 急性腰痛症と診断しました。

治療は、申脈・後谿の奇経灸を加え、6回目の段階で前かがみが楽にできるようになり、10回でほとんど腰痛はなくなりました。12回で完治しましたが、急性腰痛で10回以上は、珍しい症例でした。


5例:42歳の男性

一昨日から右腰脇腹辺りが痛むとのことでした。

体の状態と症状としては、腰痛のほか、皮膚は温かいが上気している。 胸焼け/口がすっぱい/口が渇く/鼻つまりがありました。 急性腰痛症と診断しました。

治療は、臨泣・外関の奇経灸を加え、1回目でかなり楽になり、3回で完治しました。


6例:32歳の男性

先週の水曜日に腰を痛めて動き初めや立ち上がるときなどに痛みがあるとのことでした。

体の状態と症状としては、皮膚は全体的にざらついている。腰部の筋緊張ありました。 急性腰痛症と診断しました。

治療は、申脈・後谿の奇経灸を加え、1回で、かなり腰痛が取れ、3回で完治しました。


7例:30歳の女性

昨日から腰が痛くなり始める。時々膝も痛むとのことでした。

体と症状としては、皮膚はざらつきつめたい。ムノ部にキョロ所見、肘窩に湿疹、背中が円、肩こり、腰部緊張がありました。、急性腰痛症と診断しました。

ご結婚されたばかりで、緊張感もあってか、眠れないとか、既往症として、アトピー性皮膚炎もありました。治療は、3回で完治しましたが、不眠、アトピーの治療も続けてもらえれば良かったと思います。


8例:36歳の男性

おとといフットサルをしていて腰を痛めるとのことでした。

体と症状としては、体全体が汗ばんでいる。筋肉質で固いからだでした。急性腰痛症と診断しました。

治療は、腰部の緊張を緩めることと、申脈・後谿を用いて治療を行いました。2回で完治しました。時々、腰痛が出てくると、現在でも来られています。


9例:37歳の男性

九日前に腰を痛め、しばらくしてから無理をして今は歩くのも困難であるとのことでした。

上向きに寝ることも出来ない状態でした。

体と症状としては、腰部の炎症、熱感、右にキョロ所見。 左背中が突っ張っていましたので、急性腰痛症と診断しました。 。治療は上向き横向きに寝ることが出来ないので、座っていただいて、背中、腰を緩める治療と、温灸、円皮鍼を先に行いました。横になれるということでしたので、横向きに寝てもらって、手足のツボに鍼をしました。翌日も来られ、上向きで寝れるようになっていました。三日目でほとんど楽になり、治療終了としました。

このように、激痛で治療ベットにも上がるのがやっとという患者さんが、時々いらっしゃいますが、そのような激痛の日とは、案外鍼をすると早く取れますので、治療をお勧めします。しかし、治療する側の立場とすると、上向き、横向き、どちらにもなれないというのは、肝心の経絡治療が不十分になってしまいますので、少し困ります!


10例:63歳の男性

ゴルフをやっていて腰を起こす、仙骨部付近の脹れがありました。

体の状態としては、下部腰椎の変形、仙骨部の膨れ、皮膚はなめらか暖かいとのことで、急性腰痛症と診断しました。 治療は、申脈・後谿の奇経灸を加え、三日続けて治療を行い、完治しました。

ゴルフも普通にできるようになりました。

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