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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

急性腰痛、良くなり勝手にやめられて!2013年12月の症例

2016年1月20日

急性腰痛、良くなり勝手にやめられて!2013年12月の症例

43歳の男性、五日ほど前に急激に腰痛が出て、動作時に左腰がいらいらする感じ。立ちくらみ。とのことで来られました。
    体の状態は、皮膚はなめらか、手足は汗ばんで冷たい。左右ムノ部虚、左腰部の緊張やや膨れ。 (急性腰痛症)と診断しました。
治療は、肺虚肝実両で行い、後谿・申脈の奇経灸を行いました。2回目から脾虚肝実証に替えて、3回治療しましたが、来られなくなったので、良くならなかったものと思っていました。再来院があり、あれから腰の痛みは良くなったとのことでした。

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不妊治療?自然が一番!2013年12月の症例

2016年1月19日

不妊治療?自然が一番!2013年12月の症例

29歳の女性、結婚1年、タイミング療法中で、手足の汗、赴任、肩こり、時々頭痛、立ちくらみ
結婚1年、タイミング療法中で、手足の汗、赴任、肩こり、時々頭痛、立ちくらみを改善したいとのことで来られました。
全身の汗、皮膚は冷たくつやありすぎ。 左右ナソ部にキョロ所見。下腹部が小さ目。 全身の冷え、手足の汗、かたこり、生理痛、赴任 (冷え性、不妊症)と診断しました。
治療は3回目まで脾虚肝実証で行い、三陰交のお灸、鼻つまり、消化器系の働きを改善させるため、合谷・陥谷の奇経灸などを用いました。4回目から腎虚脾実証に証を換え、臨泣・外関、列欠・照海など奇経灸を適宜行いました。
治療開始後1回生理がありましたが、次は生理はなく、2か月目で無事懐妊しました。
以後、里帰り出産まで治療を続けられました。

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悪阻、以後肩こり、頭痛、腰痛で継続していて、二転三転!2013年11月の症例

2016年1月18日

悪阻、以後肩こり、頭痛、腰痛で継続していて、二転三転!2013年11月の症例

39歳の女性、二人目の妊娠11週目、肩こり、こめかみ部の痛み、足の浮腫み・頻尿・食べた後に胃液が出るとのことで、悪阻を最も強く訴えてこられました。
脉は、沈んでいて弱い。皮膚はなめらか暖かい、足の浮腫み、右肩上にゴム粘土様所見、肩こり・腰痛・吐き気・頻尿など (肩こり症・悪阻)と診断しました。
治療は、治療は、4回目まで腎虚証で行い、裏内庭にお灸、4回目から腰痛に対して、右申脈・後谿の奇経灸を加えました。
開始6回目の段階で吐き気は治まってきましたので、悪阻は改善としました。以後は、目の疲れ、頭痛、肩こり、腰痛などに対して治療を行い、脾虚もしくは腎虚で行いました。途中、29週目あたりで逆子になり、戻りましたが、34週当たりで再び逆子になってしまいました。鍼を続けているのに逆子になられては、申し訳ないという気持ちと、自身にも気合を入れて治療しました。おかげさまで逆子は再び正常となり、里帰り出産まで治療を継続しました。

悪阻(つわり), 肩こり・ドライアイ・目の疲れ, 逆子1, 鍼灸ブログ | コメント (0)

スポーツ障害による左腰の痛み!2013年10月の症例

2016年1月16日

スポーツ障害による左腰の痛み!2013年10月の症例

14歳の女性、8月十日より左腰をひねると痛みがある。(ゴルフのスイングで痛む)とのことで来られました。
脉は沈んでいて強い。皮膚はなめらか、手の汗左腰筋肉の緊張 左腰から尻の痛み(スポーツ障害による腰痛症)と診断しました。
治療は、肺虚肝実証で行い、申脈・後谿に奇経灸を行いました。3回目で腎虚に証を換えたところ、腰痛が改善しましたので、4回で治療終了としました。

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パニック障害、現象よりも病名に捕らわれ!2013年9月の症例

2016年1月15日

パニック障害、現象よりも病名に捕らわれ!2013年9月の症例

40歳の女性、車の運転中に不安・動機・頭痛などに襲われる。足の冷え。軟便。不安、動機を最も強く訴えてこられました。
脉は沈んでいて弱い。左右ナソ部にキョロ所見、皮膚はなめらか暖かい、足先が冷たい、車の運転で、不安、動機・眩暈・頭痛などがしばらく続く (パニック障害)と診断しました。
治療は、肺虚肝実証で4回行い、不安、頭痛などは治まってきました。照海、列欠の奇経灸を行いました。
開始2か月で不安、動機、運転中に発作症状を起こすなど亡くなりましたので、以後は2週間に一度の通院で継続治療を行いました。
時々運転中に嫌な気分になり、それが起こると不安でたまらないと言った感じでした。感覚としては、2か月に一度くらいそのような現象があるようでしたが、本人としたら、それでもよくなっているという自覚が持てないようでした。翌年の6月まで治療を行いました。

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