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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

慢性下痢症の症例

2018年5月9日

慢性下痢症の症例

昨年の暮れに溶連菌に感染してから軟便が治らず、水便である。時々何度もトイレに行くとのことで来られた41歳の男性です。
脈は浮いていて力強い。原は上腹部が冷たい感じ。皮膚はなめらか暖かい、手足の冷え腰痛、水分を多くとる、甘いものを好む、サラダが嫌い、寝つきが悪い。 (下痢症)と診断しました。
証は左脾虚肝実証で行い、足、腹部、右内関に温灸を行いました。
ほとんど脾虚証で行い、皇孫、合谷・陥谷に奇経灸などを症状の状態で換えながら行いました。
途中中断しかけましたが、8か月38回の治療で治癒しました。

過敏性腸症候群, 鍼灸ブログ | コメント (0)

小児鬱病

2018年5月8日

小児鬱病

2月初めに体調を崩してから、体がだるく、学校へ行くと気持ちが悪くなり、いけなくなっている。頭痛、軟便などがあるとのことで来られた小学4年生の男子です。
脈は沈んでいて弱く、体は暖かいがやや足が冷たい。 だるい、頭痛、軟便、食欲が落ちている。投稿困難など (投稿困難症)と診断しました。
証を腎虚証で行い、脾虚、肝虚など適宜変えながら、列缺・照会、後谿・申脈などの奇経灸を適宜用いました。
2か月ほど治療すると、体のだるさはとれ、毎日学校へ行けるようになりました。特に通院時に注目していたこととしては、治療中体を動かすか、じっとして鍼を受けていられるかを注目しました。
調子の悪い時はそわそわする感じで、良くなってくるとじっとしていられる状態となりました。

子供の病気, 鍼灸ブログ | コメント (0)

腰痛症の症例

2018年5月7日

腰痛症の症例

41歳の男性。背中や腰が張る感じで最近何度もぎっくり腰様症状を繰り返すとのことで来られました。
脈は沈んでいて弱く、右腰に圧痛がありました。
証を脾虚肝の和法で行い、腰と湧泉に温灸を行いました。
1週間に一度の通院で5回ほど治療した段階で朝の痛みが半分くらいとれ、右腰の圧痛が小さくなってきました。
8回目で朝の痛みをほとんど感じなくなってきていましたので、治療を終了としました。

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