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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

自律神経失調症、眩暈、吐き気の心配も、治療でなくなり!2011年4月の症例

2015年9月24日

自律神経失調症、眩暈、吐き気の心配も、治療でなくなり!2011年4月の症例

51歳男性、目眩/吐気で、小学生のころより吐気と目眩がある。一時期は治まるが、1ヶ月に5回程度は強い発作が起きる。
体の状態は、下腹部が弱く、脉状は沈んでいて速く、弱い。上半身が熱い。手足の汗。皮膚は全体的になめらか。 目眩/吐気/寝付きが悪い/便秘と下痢を繰り返す/やや頻尿/耳鳴/自立神経失調症と診断しました。
治療は、上せの症状を抑えることが大切で、上せなくなれば、諸症状は改善されると思われました。証は肝虚で行い、公孫、内関の奇経灸を用いました。吐き気、眩暈などは、4回目あたりから治まってきました。運転中、不安になったり、また具合が悪くなったらどうしようという不安感があるとのことで、手の外関、や内関、足の三里などに適宜治療を行いました。治療3か月ごろから眠れるようにもなり、吐き気、眩暈という症状はほとんどなくなりました。出張に行くのが不安でしたが、実際に行ってこられても症状を出すということはありませんでしたので、15回で治療を終了としました。

眩暈(めまい), 耳鳴, 自律神経失調症, 鍼灸ブログ | コメント (0)

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