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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

 狭心症・胆石・立ちくらみ・動機・高血圧・慢性膝関節症などたくさん病気があっても鍼は効果をあげられます!2009年11月の症例

2014年1月10日

 狭心症・胆石・立ちくらみ・動機・高血圧・慢性膝関節症などたくさん病気があっても鍼は効果をあげられます!2009年11月の症例

狭心症・胆石・耳鳴り・高血圧・不整脈・立ちくらみ・左右膝の痛みなどの既往があり、1週間くらい前から首が痛くなり、特に右側が悪いとのことで来られた、75歳の女性です。
皮膚はなめらか暖かい、右ナソ部にキョロ所見、そのほかの症状として、口が渇く、咳き込む、胸苦しい、動機などがありました。
このような患者さんは、主訴部の症状が軽くても、なかなか治るのが困難であると考えられました。
腹部は、膨満上腹部が虚、脉は沈んでいて、弱い。
治療は肺虚肝実証で行い、患部に温灸、右後谿、申脈に奇経灸を行いました。
二日おきに治療を続けてもらい、2回目から脾・肝相剋に証を換えて、外関、臨泣に奇経灸を換えました。
4回目に来られた段階で、頸の痛みは治まってきましたが、胸苦しい、動機などはまだありました。6回目で来られた時に主訴の状態は改善していましたので、本人の希望もあって治療を終了としました。
感想としては、急性の頸の痛みは、ほぼ4回で焼失しましたので、患者さんの期待には応えられたと思います。
しかし、狭心症、立ちくらみなどの既往がありますから、2週間に一度継続されてもらえれば良かったと思いました。

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