現在のページ位置

新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

チック症状、順調に言っていた者が、戻ってしまって治せずに!2010年5月の症例

2014年6月14日

チック症状、順調に言っていた者が、戻ってしまって治せずに!2010年5月の症例

子供のチック症状、頸振り、音声チックがあり、、音声チックがあり、同じ言葉を繰り返すとのことで来られました。

2年前から、運動チック、音声チックが出るようになり、ほぼ毎日出る様子でした。気管支ぜんそくの既往があり、せなかはややざらついている。手足は暖かく、汗ばんでもいないので、交感神経過緊張状態ではないと思われました。

脉は、浮いていて、臍周りが硬い感じでした。

1回目は肝虚脾実証で行い、鍉鍼円鍼を用いて行いました。左肝兪、命門に温灸。

3回目まで同じ証を続けたが、あまり変化がないので、脾虚証に替えたところ、少しずつ音声チックが少なくなってきました。

1週間に2回通院してもらい、症状が落ち着いてきましたので、3か月目からは賞を1週間に1度の通院にしました。

秋になってからアレルギー性鼻炎が出て、11月ごろから落ち着いていた、チック症状が出てきました。治療をすると落ち着いたりもしましたが、頸振り症状は取れず、春になって新しい学校に代わってから、又最初のような状態に戻っていきました。

背中に銀粒を添付したり、心包経や胃経を使ったりして工夫しましたが、

チック症状は改善してきませんでしたので、1年2か月で治療が中断となってしまいました。

治療半年は上手くいったのですが、結果的には治すことが出来なくて、私もとても残念でした。

子供の病気, 鍼灸ブログ | コメント (0)

コメント

コメントはありません。

現在この記事のコメントは受け付けておりません。

トラックバック