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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

逆子、2012年6月の症例

2015年12月15日

逆子、2012年6月の症例

39歳の女性、二人目の妊娠で29週目。最近腹部が張って切なく右側に胎児の頭があるようである。逆子で来られました。
既往症としては、視神経炎症、網膜出血がありました。
体の状態は、腹部は、右下8時頃に胎児の頭があり臍脇が張っている。脉は沈んでいて強い。皮膚は滑らかであるが足が冷たい。左右のナソにキョロ所見。 腹部の腫脹、逆子と診断しました。
治療は、腎虚証で行い、左右ムノ部に温灸、照海、列欠に奇経灸を行いました。2回目から、三陰交、至陰のお灸を追加しました。3回で来られなくなったので、治っていないと思っていましたが、1か月後再来院があり、治療後逆子は治っていたとのことで、足の痺れや疲労感もあり、治療を続けて行いました。
出産予定日になっても陣痛が起こってきませんでしたので、「陣痛促進ツボ」にお灸を行いました。予定日より11日遅れでしたが、無事出産されました。

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