現在のページ位置

新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

戸籍上の168歳

2010年9月2日

驚きですね

前略。行方の分からない高齢者が多く入るので、最近市町村で調査を続けたところ、新潟県内でも、戸籍の上では120歳以上の方が1100名以上もいるそうです。

初め耳を疑ってしまいましたが、よく聞くと戸籍上では死亡届けが出ていない以上そのままになっているというものでした。

ですから、160歳以上の人が存在するということになるそうです。その理由には、今から65年以上も前の太平洋戦争があり、戦地で亡くなられてしまった人の死亡確認が取れないとか、疎開などで、他の県に引っ越され、そのまま死亡届けが手違いで本籍地の戸籍担当に通知されて来ないとか、家族全員が空襲で亡くなってしまって、死亡届けがでないなど、いろいろな原因が考えられるそうです。

死亡届けが出ない以上そのままになってしまうのが、法律的には当然なのだそうです。

感情的にはなんだかへんな話しとは思いませんか?

いずれにしても、今は電子化されて、全国市町村役場もネットワークで結ばれるようになって来ましたので、そのようなことは起こらなくなっていくのでしょうが、手書きで今までは行なっていたわけですから、それもしかたがないことなのかもしれません。

それにしても、文久生まれの人の戸籍があったり、明治元年生まれの人の戸籍があるなど、当然といおうか、凄いことといおうか、不思議ですね。

江戸時代のころから戸籍が存在していて、それが廃藩置県によって藩から県に移行して引き継がれたということにたいして、私はそのこと事態が最も驚きでした。日本人の勤勉さなのか、とっくに消失してしまっていても可笑しくないと思いませんか?

それでは、又後日にお便りします。

草々

日々のできごと | コメント (0)

コメント

コメントはありません。

現在この記事のコメントは受け付けておりません。

トラックバック