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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

びっくり!慢性激痛が無くなった

2013年11月20日

  びっくり!腕の激痛が取れました!
腕を使う仕事で、30分くらいたつと痛みが激しく、仕事をすることが出来ない。1日3回も激痛が襲ってくるので、何とかならないかとのことで、
来られた55歳の看板やさん。症状が出始めたのが3年くらい前で最近は激痛右腕、背中にかけて非常に強い。
二十歳のころに交通事故で首を痛め、3年くらい前に転落して尻を強く打つ。
痛みのため、目覚めやすい、手足の冷え、頸のこう靭帯が硬く張っている。
右頸脇にゴム粘土様所見。
体格は頑健であるが、体全体が冷たく、特に手足が冷たい。
腹部はやや膨満ぎみ。
脉診すると、沈んでいて強く振れる。(陰実)
治療は脾虚肝実証という証でおこない、頸と右背中に温灸、頸に円皮鍼を付けて終わった。
2回目に来られた時は、この間の治療の当日翌日は、今までは1日に3回は激痛発作があったのが、出なくなったと喜ばれて来院された。2回目から5回目まで肺虚肝実証という治療で行い、激痛発作があまり出なくなってきた。6回目の時に1週間の間に2回ほど激痛があり、30分くらいいずれも収まるまで時間がかかるくらいの痛みであったとの、ことである。
その後1週間に一度の間隔で3回治療を行い、後谿・申脈に奇経灸を加えた結果、痛みがほとんどなくなったので、改善として、治療終了とした。
9回、2か月で、治癒した症例であった。
感相としては、3年間も痛みが出続けていて、しかも、激痛、30分くらいも続き、1日に3回は襲われ、しかも腕を使う仕事であるとのことで、
3から4か月、20回くらい治療して、50パーセントから60%痛みを軽減させられれば、上出来であると思っていたのだが、5回目くらいで、軽減し始め、9回目でほぼ消失したとのことであるので、私自身が正直なところ、驚いた症例でした。
このような患者さんの症状であれば、おそらく、もっと悪くなっていって頸の手術に踏み切られる人も大勢いられると思いますが、
3年くらいたったものであっても、鍼で改善させることが出来るということを、身を以て体験させていただきました。

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