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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

 疲労性の肩こり、腰痛は症状が楽になっても鍼治療!2009年11月の症例

2014年1月6日

 疲労性の肩こり、腰痛は症状が楽になっても鍼治療!2009年11月の症例

慢性的な肩こりで、立ちくらみ、鼻が詰まる、アレルギー性鼻炎、やや腰痛もある、40歳の医療従事者の女性です。
左右頸から肩にかけて生ゴム様所見、皮膚はややざらつきがあり、腹部は上腹部が冷たく、脉は沈んでいて弱い。
肩から背中にかけて突っ張っていて、支正がわるくなっている。
治療は脾・肝相剋調整で行い、足三里に温灸、2回目から肩に温灸を行いました。
3回目の来院で、肩こりが楽になってきました。こりを感じている場所も変わってきましたが、4回の治療で、予約が途切れ、治療終了となりました。
感想としては、肩こり、腰痛などの患者さんに多く見られますが、痛みが激しいものでない人は、少し楽になってくると、来院されなくなる傾向があります。
主訴が肩こりであっても、本人の自覚症状があまりないだけで、他の症状、睡眠、便通、食欲など、健康3代要素の乱れがあるかないか、もしあるのなら、それを整えておくことで、肩こりになりにくく、
他の病気もかかりにくくなってきますので、自分自身の体の観察が必要となります。
「正常」と思っているのは、自分ばかりかもしれません。

慢性腰痛症, 肩こり・ドライアイ・目の疲れ, 鍼灸ブログ | コメント (0)

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