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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

 咳・便通時の出血・鼻血、皮膚の湿疹など、小さいころから治療をすれば、体質が変わります!2009年11月の症例

2014年1月21日

 咳・便通時の出血・鼻血、皮膚の湿疹など、小さいころから治療をすれば、体質が変わります!2009年11月の症例
  咳、咳払い、最近喉が痞え、胸、背中、肘、膝裏などの湿疹、ダニ・ハウスダストなどのアレルギーがあってこられた、小学1年生の男性です。
食べる、牛乳をおおくのむなどの嗜好がありました。
皮膚はかさつき、やや冷たい、腹部は臍周りが硬く冷たい、脉は、浮いていて弱い。
そのほか、便通時の出血、鼻をほじる、鼻血などがありました。
治療は、脾・肝相剋で、?鍼、延伸を用いて行い、左右曲池に温灸を行いました。
1週間に2回の通院をしてもらい、甘いものを控えてもらいました。
証は、肺、脾、肝、腎など適宜変えて行いました。鼻血や便通時の出血があるときは、孔最にお灸を行いました。
鼻血や便通時の出血は、治療3か月くらいの段階で治まってきました。痒みは良くなったり、やや広がったりしましたが、顔のあたりが一番取れにくい状態でした。
4か月まで週に2回の通院を続けてもらい、5か月目から週に一度の通院に替えてもらいました。春になってくると、湿疹はだいぶなくなり、皮膚はきれいになりましたが、夜になるとかゆくなってかいているとのことでした。
夏になるとまた便通時の出血が出てきました。顔のかさつき、膝裏の湿疹、咳、鼻水などは、そのつど症状が出たり、亡くなったりを繰り返しました。
2011年12月まで週に一度で治療を続けてもらい、翌年からは月に2回の治療を続けてもらいました。
ほとんど痒み、湿疹、便通時の出血、鼻血などはなくなってきましたので、改善として治療終了としました。
感想としては、アレルギー性の皮膚炎は、なかなかよくなったと思ったらまた出たり、直ぐ熱を出すなど、呼吸器系も弱いようで、治療をしていても良い状態が長続きしませんでしたが、
体質改善を、親御さんとしては、望まれていましたので、長く続けていただき、1年生から4年生までやく3年2か月治療することが出来ました。
悪くなると皮膚科や耳鼻科をよく受信していましたが、ほとんど行かなくてよくなってきたとのことで、鍼で体質改善が出来たものと考えます。

アレルギー性鼻炎, 子供の病気, 鍼灸ブログ | コメント (0)

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