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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

  見た目は元気?気は細やかな、自律神経失調症!2009年11月の症例

2014年1月29日

  見た目は元気?気は細やかな、自律神経失調症!2009年11月の症例

体格がよく体は頑丈そうであるが、体が全体的に暑い。足の浮腫み。 上せ/動悸/目眩/眠れない/頭が重い/鼻がつまる/胸苦しい/手足の冷え/睡眠時無呼吸/肩凝りなどたくさん症状があり、来られた、自立神経失調症の44歳の男性です。
特に、動機・上せ・眩暈がひどく、
先週朝起きた時に頸が後ろに引っ張られるような感じで、横になると眩暈があるとのことでした。
脉は沈んでいて、早く、強い。腹部は、膨満で上腹部が冷たい。
上せ症状を出来るだけ緩和させ、浮腫みをとることを目標にして治療を行いました。
脾・肝相剋調整で行い、湿眠穴に温灸、公孫・内関の奇経灸を行いました。
三日後に来られた時に治療後ぐっすり眠れるようになり、胸苦しい感じもなくなっているとのことでした。三日に一度の間隔で通院してもらい、証はその都度、肝・腎・脾など換えました。
奇経灸は公孫・内関、内関・公孫など適宜状態で換えました。
肩こりや足の浮腫む感じは4回目、喉の詰まる、ふらつく感じは6回目で取れてきましたので、奇経灸は止めました。
15回目から1週間に一度の通院に替えてもらい、19回治療開始からやく3か月の段階で、不定愁訴が安定してきました。それからも継続して通院され、肩こり、足の浮腫みなどを中心に治療を行いました。
2012年9月まで137回治療を続けていただきました。
感想としては、患者さん自身が真面目で、こちらが言わなくても予約を取っていかれるような人で、普通であれば、症状が無くなった段階で、来られなくなる人がほとんどでありますが、仕事帰りに来院され、それから遠方のおうちに寄託されるという一生懸命鍼に通っていただけました。
体が大きく気持ちが細やかな「気は優しくて力持ち」というような人でした。
 自律神経の事例は以下をご参照ください。
自律神経失調症の症例 https://www.toyo-hariin.com/zirei/case16.html

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