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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

 患者さんの粘り強さで助かっています、腰椎椎間関節症による右脇腹の痛み!2009年12月の症例

2014年2月4日

 患者さんの粘り強さで助かっています、腰椎椎間関節症による右脇腹の痛み!2009年12月の症例

ゴルフをよくやられる方で、右の和木腹にひねると痛みがあり、1か月前から痛みがだんだん強くなったとのことで来られた、69歳の男性です。
以前は腰痛もあり、気管支ぜんそくの既往で、喉がいがらっぽい、痰が切れにくい、足が冷たいなどの症状もありました。
皮膚は暖かくつやがあるが、左右の腰部の筋緊張に左右差がありました。
脉は、浮いていて強い、腹部は膨満気味で冷たい。
治療は肺虚肝実証で行い、ムノ部腰部を中心に刺鍼。腰部に温灸を行いました。
三日に一度の通院で治療を行い、5回目に来られた段階で腰痛は楽になってきました。腿の後ろ側に痛みが残ったり、喉のいがらっぽい感じが残っていましたので、
奇経灸をそのつど換えて加えました。9回目の段階で右わき腹の痛みは良くなっていました。それからも継続してもらい、
半年くらい来られないこともありましたが、3年半140回治療を行っています。
感想としては、患者さん事態がとてもまじめな方で、時間をやりくりして鍼治療に通院してくれました。
適応側がよく変わる人で、良いほうを先にという原則に当てはまらないことが多く、奇経も適応したり、しなかったりで、治療家としては、難しいところもありますが、
なんといっても患者さんが粘り強く治療を続けてくれていて、こちらのほうが助けられています。
慢性腰痛症 https://www.toyo-hariin.com/zirei/case8.html

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