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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

肩こり(かたこり)不定愁訴も、安定させて!2010年2月の症例

2014年4月23日

肩こり(かたこり)不定愁訴も、安定させて!2010年2月の症例

29歳の男性、1か月くらい前から、頸がこり頭が重く、足が冷えるとのことで来られました。
そのほかの症状としては、 頭重/目が疲れる/足の冷え/鼻がつまる/鼻水が出る/胸苦しい/動悸/手足の冷え/尿が多い/頸肩の凝りなど、不定愁訴がありました。
体としては、左右ナソ部にキョロ所見、腰が汗ばんでいました。脉は沈んでいて弱く、腹は上腹部が冷たく弱い感じでした。
陽気が少なく、体を温めることが出来ない状態と判断しました。
治療は左肺虚肝実証という証で行い、
頸(ナソ部)を中心に鍼を行い、足裏(湧泉)に温灸を行いました。
2回目に来られた時は、「治療三日くらいは足が暖かく、目の周りのくまも少なくなったといわれました。
3回目では、「治療後眠れなかった、翌日も体が重い」と言われましたので、証を脾虚肝実証に替えて行いました。
4回目では、又頭が重くなったとのことで、証を肺虚肝実証に替えて行い、足裏に温灸を行いました。
肩こり、首こりは良くなってきたとのことで、治療は終了となりました。
感想としては、不定愁訴はその日その日で症状が違うものですから、
良くなったと感じたり、悪くなったと感じたりするものです。
鍼を続けると、体質が変わってきますので、症状の良い悪いだけで、判断されずに、安定するまで、続けられると良いと思います。自律神経失調症の事例はこちら

肩こり・ドライアイ・目の疲れ, 自律神経失調症, 鍼灸ブログ | コメント (0)

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