現在のページ位置

新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

左膝関節賞(ひざかんせつしょう)、腰椎椎間関節症(ようついついかんかんせつしょう)による腰痛、肩こり、食欲亢進!2010年4月の症例

2014年5月28日

左膝関節賞(ひざかんせつしょう)、腰椎椎間関節症(ようついついかんかんせつしょう)による腰痛、肩こり、食欲亢進!2010年4月の症例

43歳の女性、フラアーアートの仕事をしている人で、肩こり、肘の痛みがあり、さいきん横座りなどで、左ひざ外側に痛みがあり、右腰も痛むとのことで来院されました。

体の状態は脉は沈んでいて弱く、下腹部が冷たい、皮膚は冷たく足の冷え、手の汗、左ひざ外側に腫脹、下部腰椎の変形がありました。

そのほかの症状としては、食欲交信、月1回程度の頭痛、月経過多などがあり、以上のことから、左ひざ関節症、腰椎椎間関節賞による腰痛症と判断されました。

1回目は左肝・脾相剋で行い、左陽陵泉、ムノ部に温灸。

治療の夜に左膝が痛くなったとのことで、2回目から、右脾・肝相剋に替え、3回同じような治療を行った。仕事で3週間後に来院されたときは、仕事中はあまり痛まなかったが、こちらへ帰ってきてから、又左膝や腰が痛みだすとのことであった。

わりと間隔を開けずに通院してもらい、証を最初の肝虚本証に戻して行った結果、左ひざの痛み、腰痛はかなり少なくなった。

腰椎椎間関節の説明はこちら

慢性腰痛症の事例はこちら

腰椎椎間関節症, 膝関節症, 鍼灸ブログ | コメント (0)

腰椎椎間関節賞による左坐骨神経痛、痛みが出なくなるのが、治療です!2010年4月の症例

2014年5月22日

腰椎椎間関節賞による左坐骨神経痛、痛みが出なくなるのが、治療です!2010年4月の症例

78歳の女性、1年ほど前から左股関節が痛く、昨日から左側の腰痛があるとのことで来院されました。

足先が冷たく、腰椎の前凸左腰部、臀部に圧痛がありました。脉は浮いていて、弱く、下腹部が弱い感じでした。そのほかの症状としては、目覚めやすい、頻尿、手足が冷たいなどありました。腰椎椎間関節賞による左坐骨神経痛と判断されました。

治療は脾虚肝実証で行い、腰部に温灸、円皮鍼、左申脈・後谿に奇経灸、同じような治療を3回行い、4回目の段階で腰痛が取れていましたので、治療終了としました。

左足の痛みも症状が完全になくなるまで、治療できればよかったと思います。

坐骨神経痛, 腰椎椎間関節症, 鍼灸ブログ | コメント (0)

腰椎椎間関節賞による慢性腰痛症、鼻炎の時期で切っ掛けになれば!2010年3月の症例

2014年5月14日

腰椎椎間関節賞による慢性腰痛症、鼻炎の時期で切っ掛けになれば!2010年3月の症例

29歳の男性消防士で、体をよく動かすが、3年前から腰が痛く、椎間板が減っているとのことで、最近腰痛が取れず来られました。

体は筋肉質で、皮膚はややざらつき、腹部も硬い状態でした。腰椎の下側に変形がありました。

ゃ区は沈んでいて弱く、アレルギー性鼻炎があるとのことでした。

治療は肺虚肝実両で行い、円皮鍼を腰に添付しました。同じような治療を続け、3回目でかなり楽になりましたが、4回目に来られた時にまた最初のころのように腰が重くなりました。

証を脾虚肝実証に替えて行い、計5回で完治しました。

慢性的な腰痛と、アレルギー性鼻炎があるとのことでしたので、継続治療をしたほうがよかったのですが、その後は時々ひどくなると来院されるという状態です。

腰椎椎間関節の説明はこちら

アレルギー性鼻炎, 慢性腰痛症, 腰椎椎間関節症, 鍼灸ブログ | コメント (0)

自律神経失調症(じりつしんけいしっちょうしょう)、腰椎椎間板ヘルニアによる腰痛症(ようついついかんばんへるにあによるようつうしょう)、腰の痛みが気持ちを不安助長させ、悪いイメージ自分が作る!2010年3月の症例

2014年5月7日

自律神経失調症(じりつしんけいしっちょうしょう)、腰椎椎間板ヘルニアによる腰痛症(ようついついかんばんへるにあによるようつうしょう)、腰の痛みが気持ちを不安助長させ、悪いイメージ自分が作る!2010年3月の症例

30歳の男性、1年ほど前に腰椎椎間板ヘルニアとなり、治療を受けてから、気持ちが不安定となり、心療内科で治療を受けているが、最近突発性難聴となって、来られました。
体の状態は、皮膚はざらつきあり。足先の冷え。手の平の汗。腹部は上が硬く、舌は冷たい。脉は、沈んでいて弱い。
そのほかの症状としては、突発性難聴/目覚めやすい/胃がつかえる/鼻がつまる/喉口の渇き/胸苦しい/動悸/手足の冷え/頻尿/肩凝りなどがあり、腰痛/腰椎椎間板ヘルニアによる腰痛症、自立神経失調症と判断しました。
1回目は肺虚証で行い、2回目は湿疹などが出来たので、証を脾虚証に替えて行う。
3回目の段階で、難聴が楽になってきて、4回目から眠れるようになり、7回目ごろより、腰痛が楽になってきたので、腰痛ベルトをはずせるようになってくる。
しかし、腰痛が出ると、いろいろなところが具合が悪くなるようで、その時の状態がまちまちになってくる。
ゴールデンウィークで出かけてきたが、具合があまり悪くならず、悪くなっても直ぐ良い状態に戻るようになってきた。
しかし、心療内科を受診した時に、抗鬱剤を処方され、それを飲み始めたら、気分が悪くなり、腰痛や尿漏れがあるようになる。
結局16回の段階で治療が中断してしまい、改善とはなりませんでした。
感想としては、気持ちが不安定であるというのが、最も訴えていた症状で、腰痛が強いか弱いかによって、他の症状を引き起こしてしまうような状態でした。
経過をたどっていくと、腰痛は、楽になってきて、本人もベルトをはずしたり、悪くなっても直ぐもとに戻っていけることを自覚するようになっていましたが、
多くの人に見受けられますが、鍼をしてよくなってくると、少し症状の好転が見られないことで、とても気に病んでしまって、「よくならない」と決めつけてしまわれるようです。
鍼をしてかえってひどくなったとか、今までなかった症状が出たというのなら、治療としては、悪影響を出しているということになりますが、足踏み状態や本人の満足度で評価されると、せっかくの状態の上向きが理解できなくて、このように治療中断ということになってしまいます。
過度の病気や症状に対する心配は、自分で自分を病気にしてしまっていることですので、楽になっているときは「よい」、悪くなっているときは「悪い」と
自分の状態を、客観的に捉えることが大切だと思います。

慢性腰痛症, 耳鳴, 腰椎椎間関節症, 自律神経失調症, 鍼灸ブログ | コメント (0)

 患者さんの粘り強さで助かっています、腰椎椎間関節症による右脇腹の痛み!2009年12月の症例

2014年2月4日

 患者さんの粘り強さで助かっています、腰椎椎間関節症による右脇腹の痛み!2009年12月の症例

ゴルフをよくやられる方で、右の和木腹にひねると痛みがあり、1か月前から痛みがだんだん強くなったとのことで来られた、69歳の男性です。
以前は腰痛もあり、気管支ぜんそくの既往で、喉がいがらっぽい、痰が切れにくい、足が冷たいなどの症状もありました。
皮膚は暖かくつやがあるが、左右の腰部の筋緊張に左右差がありました。
脉は、浮いていて強い、腹部は膨満気味で冷たい。
治療は肺虚肝実証で行い、ムノ部腰部を中心に刺鍼。腰部に温灸を行いました。
三日に一度の通院で治療を行い、5回目に来られた段階で腰痛は楽になってきました。腿の後ろ側に痛みが残ったり、喉のいがらっぽい感じが残っていましたので、
奇経灸をそのつど換えて加えました。9回目の段階で右わき腹の痛みは良くなっていました。それからも継続してもらい、
半年くらい来られないこともありましたが、3年半140回治療を行っています。
感想としては、患者さん事態がとてもまじめな方で、時間をやりくりして鍼治療に通院してくれました。
適応側がよく変わる人で、良いほうを先にという原則に当てはまらないことが多く、奇経も適応したり、しなかったりで、治療家としては、難しいところもありますが、
なんといっても患者さんが粘り強く治療を続けてくれていて、こちらのほうが助けられています。
慢性腰痛症 https://www.toyo-hariin.com/zirei/case8.html

慢性腰痛症, 腰椎椎間関節症, 鍼灸ブログ | コメント (0)