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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

慢性腰痛・生理になるとひどくなって!2010年8月の症例

2014年8月27日

慢性腰痛・生理になるとひどくなって!2010年8月の症例

37歳の女性、腰痛で来られました。

生理時に特に腰痛が強く鳴り、生理が終わると楽になるとのことで、頭痛も頻繁にありました。金属アレルギーと花粉症の既往がありました。

ゃ区は沈んでいて弱く、皮膚は滑らかだが、湿り気がある。手足の熱さ。右足筋肉が硬い。 眠れない/立ちくらみ/手足の冷え/肩凝り/腰痛/背中の痛み/生理痛/頭痛/腰痛症でした。

治療は肺・肝相剋で行い、腰部と湿眠におんきゅうをしました。

2回目は左申脈・後谿の奇経灸を追加しました。3回目で証を脾虚証に替えて治療して、4回目に来られた段階で腰痛が亡くなっていました。

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腰椎椎間関節賞による慢性腰痛症、鼻炎の時期で切っ掛けになれば!2010年3月の症例

2014年5月14日

腰椎椎間関節賞による慢性腰痛症、鼻炎の時期で切っ掛けになれば!2010年3月の症例

29歳の男性消防士で、体をよく動かすが、3年前から腰が痛く、椎間板が減っているとのことで、最近腰痛が取れず来られました。

体は筋肉質で、皮膚はややざらつき、腹部も硬い状態でした。腰椎の下側に変形がありました。

ゃ区は沈んでいて弱く、アレルギー性鼻炎があるとのことでした。

治療は肺虚肝実両で行い、円皮鍼を腰に添付しました。同じような治療を続け、3回目でかなり楽になりましたが、4回目に来られた時にまた最初のころのように腰が重くなりました。

証を脾虚肝実証に替えて行い、計5回で完治しました。

慢性的な腰痛と、アレルギー性鼻炎があるとのことでしたので、継続治療をしたほうがよかったのですが、その後は時々ひどくなると来院されるという状態です。

腰椎椎間関節の説明はこちら

アレルギー性鼻炎, 慢性腰痛症, 腰椎椎間関節症, 鍼灸ブログ | コメント (0)

自律神経失調症(じりつしんけいしっちょうしょう)、腰椎椎間板ヘルニアによる腰痛症(ようついついかんばんへるにあによるようつうしょう)、腰の痛みが気持ちを不安助長させ、悪いイメージ自分が作る!2010年3月の症例

2014年5月7日

自律神経失調症(じりつしんけいしっちょうしょう)、腰椎椎間板ヘルニアによる腰痛症(ようついついかんばんへるにあによるようつうしょう)、腰の痛みが気持ちを不安助長させ、悪いイメージ自分が作る!2010年3月の症例

30歳の男性、1年ほど前に腰椎椎間板ヘルニアとなり、治療を受けてから、気持ちが不安定となり、心療内科で治療を受けているが、最近突発性難聴となって、来られました。
体の状態は、皮膚はざらつきあり。足先の冷え。手の平の汗。腹部は上が硬く、舌は冷たい。脉は、沈んでいて弱い。
そのほかの症状としては、突発性難聴/目覚めやすい/胃がつかえる/鼻がつまる/喉口の渇き/胸苦しい/動悸/手足の冷え/頻尿/肩凝りなどがあり、腰痛/腰椎椎間板ヘルニアによる腰痛症、自立神経失調症と判断しました。
1回目は肺虚証で行い、2回目は湿疹などが出来たので、証を脾虚証に替えて行う。
3回目の段階で、難聴が楽になってきて、4回目から眠れるようになり、7回目ごろより、腰痛が楽になってきたので、腰痛ベルトをはずせるようになってくる。
しかし、腰痛が出ると、いろいろなところが具合が悪くなるようで、その時の状態がまちまちになってくる。
ゴールデンウィークで出かけてきたが、具合があまり悪くならず、悪くなっても直ぐ良い状態に戻るようになってきた。
しかし、心療内科を受診した時に、抗鬱剤を処方され、それを飲み始めたら、気分が悪くなり、腰痛や尿漏れがあるようになる。
結局16回の段階で治療が中断してしまい、改善とはなりませんでした。
感想としては、気持ちが不安定であるというのが、最も訴えていた症状で、腰痛が強いか弱いかによって、他の症状を引き起こしてしまうような状態でした。
経過をたどっていくと、腰痛は、楽になってきて、本人もベルトをはずしたり、悪くなっても直ぐもとに戻っていけることを自覚するようになっていましたが、
多くの人に見受けられますが、鍼をしてよくなってくると、少し症状の好転が見られないことで、とても気に病んでしまって、「よくならない」と決めつけてしまわれるようです。
鍼をしてかえってひどくなったとか、今までなかった症状が出たというのなら、治療としては、悪影響を出しているということになりますが、足踏み状態や本人の満足度で評価されると、せっかくの状態の上向きが理解できなくて、このように治療中断ということになってしまいます。
過度の病気や症状に対する心配は、自分で自分を病気にしてしまっていることですので、楽になっているときは「よい」、悪くなっているときは「悪い」と
自分の状態を、客観的に捉えることが大切だと思います。

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 患者さんの粘り強さで助かっています、腰椎椎間関節症による右脇腹の痛み!2009年12月の症例

2014年2月4日

 患者さんの粘り強さで助かっています、腰椎椎間関節症による右脇腹の痛み!2009年12月の症例

ゴルフをよくやられる方で、右の和木腹にひねると痛みがあり、1か月前から痛みがだんだん強くなったとのことで来られた、69歳の男性です。
以前は腰痛もあり、気管支ぜんそくの既往で、喉がいがらっぽい、痰が切れにくい、足が冷たいなどの症状もありました。
皮膚は暖かくつやがあるが、左右の腰部の筋緊張に左右差がありました。
脉は、浮いていて強い、腹部は膨満気味で冷たい。
治療は肺虚肝実証で行い、ムノ部腰部を中心に刺鍼。腰部に温灸を行いました。
三日に一度の通院で治療を行い、5回目に来られた段階で腰痛は楽になってきました。腿の後ろ側に痛みが残ったり、喉のいがらっぽい感じが残っていましたので、
奇経灸をそのつど換えて加えました。9回目の段階で右わき腹の痛みは良くなっていました。それからも継続してもらい、
半年くらい来られないこともありましたが、3年半140回治療を行っています。
感想としては、患者さん事態がとてもまじめな方で、時間をやりくりして鍼治療に通院してくれました。
適応側がよく変わる人で、良いほうを先にという原則に当てはまらないことが多く、奇経も適応したり、しなかったりで、治療家としては、難しいところもありますが、
なんといっても患者さんが粘り強く治療を続けてくれていて、こちらのほうが助けられています。
慢性腰痛症 https://www.toyo-hariin.com/zirei/case8.html

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 腰椎椎間板ヘルニアによる慢性腰痛症、徹底的に治療をすれば、改善へ!2009年11月の症例

2014年1月23日

 腰椎椎間板ヘルニアによる慢性腰痛症、徹底的に治療をすれば、改善へ!2009年11月の症例

10年前に腰椎椎間板ヘルニアと診断され、腰痛で、右ふくらはぎが痙攣をおこす、前かがみで腰痛が強い、目覚めやすい、喉が渇く、頻尿、手足が冷たい、軟便、腹痛などがあるとのことで、
2009年11月に来られた64歳の女性です。既往としては、子宮筋腫、卵巣嚢腫がありました。
皮膚は冷たく、ムノ部にキョロ所見、腰椎下部の変形がありました。
脉は、沈んでいて、弱い、腹部は冷たく、下腹部が弱い。
治療は脾・肝相剋調整で行い、右申脈・後谿に奇経灸を行いました。2回目も同じような治療をおこなったところ、3回目に来られた時に、治療後ふらふらするような感じがあったとのことで、肝虚証に証を換えてしばらく治療を行いました。
週に2回の通院でしばらく通院してもらい、7回目のころより足のつる感じが少なくなり、10回目ころより腰痛は少なくなりました。
それからは、証は肺・脾・肝など適宜変えて行いました。腹痛は、来られた時の状態で変わっています。
4か月34回治療を行った段階で、腰痛、足がつる感じなどは、かなり改善されてきました。2011年8月までは1週間に一度の治療で通院してもらい、それからは2週間に一度の割合で通院してもらって現在も継続中です。
感想としては、最初はベットに寝たり起き上がるなどがわりと大変そうであり、足がつるトイレに行きたくなるなどで、夜中3回から4回目覚めてしまい、寝た気がしないとのことでしたが、
最近は、痛みのために目覚めるなどはなくなってきたとのことです。慢性化している腰痛であっても徹底的に治療をすれば改善されてくるという良い症例です。
慢性腰痛症 https://www.toyo-hariin.com/zirei/case8.html

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