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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

  不妊症、体外受精の前に、鍼を試して、成功しました!2009年12月の症例

2014年2月8日

  不妊症、体外受精の前に、鍼を試して、成功しました!2009年12月の症例
  大学生のころより生理と排卵が無くなり、結婚してから、不妊治療をして2年。体外受精、配植5回目。年末の30日に排植え予定で、1週間前に来られた、29歳の女性です。
インターネットの情報で体外受精の前に鍼をしておくと着床しやすいということを知って来院されました。
治療は脾虚肝実証で行い、命門穴、左仙骨部、腹部などに温灸。2回目、3回目は、左右の照海・列欠に奇経灸を行いました。
体外受精5回目で、鍼をやってもらい、無事成功しました。
感想としては、体外受精の前にはりをすると良いという情報が、ネット上に流れていて、試してみたいとのことでの来院でしたが、期待通り結果を出せてよかったです。
他の不妊症例は以下をご参照ください。
不妊 あきらめないで 対外授精成功の手助けに!2009年8月の症例 https://www.toyo-hariin.com/blog/archives/466

不妊治療, 鍼灸ブログ | コメント (0)

  最初は頸の痛みの来院が、通院しているうちに、肩こり、頭痛、生理痛、手足の冷え、たいしつがかわりました!2009年12月の症例

2014年2月6日

  最初は頸の痛みの来院が、通院しているうちに、肩こり、頭痛、生理痛、手足の冷え、たいしつがかわりました!2009年12月の症例
子供の付き添いで来られていて、雪除けをしていたら、頸を痛めうしろに動かすと痛みがあると言って治療を始められた、36歳の女性です。
体は割と暖かい、手足の冷え、頭が重い、生理痛、肩こりなどの症状がありました。
腹部は力が弱い、脉は沈んでいて、弱い。
右肩に硬い筋コリ。左ナソ部に生ゴム様所見。左背中に筋張りがありました。
治療は肺・肝相剋で行い、頸の患部に温灸、円皮鍼、右後谿・申脈に奇経灸。2回目もおなじような治療を行ったところ、3回目で頸の痛みが無くなり、生理痛の治療を中心に行いました。
4回目に来られた時に、便通時の出血がありましたので、証を換えて行ってみました。
3回の治療で便通時の出血は治まってきました。証を肺・肝相剋に戻し、さらに治療を続け、14回目の段階で頸の痛み、肩こり、頭痛などは軽減となりました。
三日に一度の通院で行っていましたが、1週間に一度に替えてもらい、現在も2週間に一度、4年150回以上健康管理のため治療を続けてもらっています。
感想としては、付き添いで来られていた人で、症状が出て、ついでに鍼を私もしてもらおうかということで、始められた人は、
症状が良くなれば、それで治療は終わりになる人がほとんどですが、この人のように、4年以上も続けてもらえて、とても素晴らしいと思います。
鍼の証も現在は変わって、手足の冷え、生理痛、生理不順、肩こりなども、現在は改善されています。
頸の痛み、生理不順、手足の冷えなどの事例は以下を参照してください。
生理不順 https://www.toyo-hariin.com/zirei/case13.html
冷え性の症例 https://www.toyo-hariin.com/zirei/case1.html
頚腕(けいわん)症候群 https://www.toyo-hariin.com/zirei/case9.html

生理痛・生理不順・婦人科疾患, 鍼灸ブログ, 頸の痛み | コメント (0)

 患者さんの粘り強さで助かっています、腰椎椎間関節症による右脇腹の痛み!2009年12月の症例

2014年2月4日

 患者さんの粘り強さで助かっています、腰椎椎間関節症による右脇腹の痛み!2009年12月の症例

ゴルフをよくやられる方で、右の和木腹にひねると痛みがあり、1か月前から痛みがだんだん強くなったとのことで来られた、69歳の男性です。
以前は腰痛もあり、気管支ぜんそくの既往で、喉がいがらっぽい、痰が切れにくい、足が冷たいなどの症状もありました。
皮膚は暖かくつやがあるが、左右の腰部の筋緊張に左右差がありました。
脉は、浮いていて強い、腹部は膨満気味で冷たい。
治療は肺虚肝実証で行い、ムノ部腰部を中心に刺鍼。腰部に温灸を行いました。
三日に一度の通院で治療を行い、5回目に来られた段階で腰痛は楽になってきました。腿の後ろ側に痛みが残ったり、喉のいがらっぽい感じが残っていましたので、
奇経灸をそのつど換えて加えました。9回目の段階で右わき腹の痛みは良くなっていました。それからも継続してもらい、
半年くらい来られないこともありましたが、3年半140回治療を行っています。
感想としては、患者さん事態がとてもまじめな方で、時間をやりくりして鍼治療に通院してくれました。
適応側がよく変わる人で、良いほうを先にという原則に当てはまらないことが多く、奇経も適応したり、しなかったりで、治療家としては、難しいところもありますが、
なんといっても患者さんが粘り強く治療を続けてくれていて、こちらのほうが助けられています。
慢性腰痛症 https://www.toyo-hariin.com/zirei/case8.html

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 腰椎椎間板ヘルニアによる左坐骨神経痛、原則通りの治療で改善しました!2009年11月の症例

2014年1月31日

 腰椎椎間板ヘルニアによる左坐骨神経痛、原則通りの治療で改善しました!2009年11月の症例
腰、左足の痛みが数年前からあり、ことしになってから強くなってきたとのことで来られた、40歳の男性です。
皮膚はつやがなく冷たく、左足が浮腫んでいる。左のお尻に圧ツウと筋肉の難いこりがある。目覚めやすい、口が渇くなどの症状もありました。
病院では腰椎椎間板ヘルニアと診断されています。
腹部は膨満気味で冷たく、脉は、ういていてやや速く、強い。
治療は右適応側で肺虚肝実証で行い、左右のムノ部(腿の付け根)の所見や腰にはり。腰に温灸、左申脈・後谿に奇経灸を行いました。
おなじような治療を三日に一度の通院で5回続けてもらい、
足の痛みと痺れは軽減してきました。7回目の段階で尻の痛みもなくなってきました。後、2週間に一度の経過観察で2回治療を行い、9回で改善しました。
感想としては、東洋はりでは、良い側を先に治療をしてから、悪い側を治療するという、適応側の原則があるのですが、この人はまさに原則通りで、1回目から9回目まで右適応で、証も全て同じであった、教科書通りの患者さんでした。
全ての患者さんが原則通りの治療で治るのなら、我々も治療がしやすいのですが?
慢性腰痛症 https://www.toyo-hariin.com/zirei/case8.html

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  見た目は元気?気は細やかな、自律神経失調症!2009年11月の症例

2014年1月29日

  見た目は元気?気は細やかな、自律神経失調症!2009年11月の症例

体格がよく体は頑丈そうであるが、体が全体的に暑い。足の浮腫み。 上せ/動悸/目眩/眠れない/頭が重い/鼻がつまる/胸苦しい/手足の冷え/睡眠時無呼吸/肩凝りなどたくさん症状があり、来られた、自立神経失調症の44歳の男性です。
特に、動機・上せ・眩暈がひどく、
先週朝起きた時に頸が後ろに引っ張られるような感じで、横になると眩暈があるとのことでした。
脉は沈んでいて、早く、強い。腹部は、膨満で上腹部が冷たい。
上せ症状を出来るだけ緩和させ、浮腫みをとることを目標にして治療を行いました。
脾・肝相剋調整で行い、湿眠穴に温灸、公孫・内関の奇経灸を行いました。
三日後に来られた時に治療後ぐっすり眠れるようになり、胸苦しい感じもなくなっているとのことでした。三日に一度の間隔で通院してもらい、証はその都度、肝・腎・脾など換えました。
奇経灸は公孫・内関、内関・公孫など適宜状態で換えました。
肩こりや足の浮腫む感じは4回目、喉の詰まる、ふらつく感じは6回目で取れてきましたので、奇経灸は止めました。
15回目から1週間に一度の通院に替えてもらい、19回治療開始からやく3か月の段階で、不定愁訴が安定してきました。それからも継続して通院され、肩こり、足の浮腫みなどを中心に治療を行いました。
2012年9月まで137回治療を続けていただきました。
感想としては、患者さん自身が真面目で、こちらが言わなくても予約を取っていかれるような人で、普通であれば、症状が無くなった段階で、来られなくなる人がほとんどでありますが、仕事帰りに来院され、それから遠方のおうちに寄託されるという一生懸命鍼に通っていただけました。
体が大きく気持ちが細やかな「気は優しくて力持ち」というような人でした。
 自律神経の事例は以下をご参照ください。
自律神経失調症の症例 https://www.toyo-hariin.com/zirei/case16.html

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