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新潟市の泉心道鍼院よりメッセージ

眼瞼痙攣、自律神経失調症の症例

2018年10月10日

眼瞼痙攣、自律神経失調症の症例

19歳の時から眼瞼痙攣で、常に下まぶたや頬、口などが震えている夜になると眠れなく、日中眠い、便秘とのことで来られた、39歳の女性です。
状態は、皮膚はなめらか冷たい感じ。左ナソ部、耳の下側にキョロ所見。腰椎の後弯。 眼瞼痙攣、特に左が悪い。すっきりしない便通、夜眠れず、日中眠くて昼寝をする。頻尿、過食など 眼瞼痙攣、自律神経失調症
脈は沈んでいて弱い。証は脾虚肝実証としました。
左右のまぶたがぴくぴくする。不眠、便秘に対する治療を行いました。目の周りや蠡溝に温灸を行いました。
1週間に一度の通院で4回目の段階で眠れるようになってきて、
途中証を肝虚本証に換えたりしながら、2か月くらいで不眠、目のピクピク感などは収まりました。その後翌年の春まで治療を継続されました。

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不眠の症例

2018年10月4日

不眠の症例

2月ごろより喉が痞える感じで漢方薬を飲んでいた。2週間ほど前から悪くなって眠れない、不安、動機など、眠れなくなってこられた43歳の女性です。
来院時の状態は、腹部は、小腹肝腎虚脈は沈んでいて弱い。
肝腎虚脾実、
大腸あり。
症状としては、のどがが痞える、不眠、不安、日中眠い、足が上がらない、貧血、軟便、食欲不振など、皮膚はなめらか暖かい、足先の冷え。肩、頸が突っ張る感じ。 (自律神経賞)と診断しました。
証は右肝虚脾実証でおこない、
眠れないことが主袖したので、腎の経絡へのアプローチで、湧泉大鐘に温灸を行いました。
四日後2回目もほぼ同様なちりょうを行いました。
治療四日後3回目は、証を肺虚肝実証に換えて行なったところ、次の段階で肩こり、睡眠はよくなってきましたが、下痢気味、喉と口の渇きが強くなっていましたので、証を腎虚症に換えて行いました。
5回目の段階で下痢はまだ続いていましたが、睡眠の状態、食欲、肩こり、喉の渇きなどほぼ正常になってきました。
経過観察として、2週間あとの治療を数回続け、自律神経症状はほぼ改善されました。

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肩こり、眼瞼下垂の症例

2018年10月3日

肩こり、眼瞼下垂の症例

肩こり、疲れやすい。足の浮腫み、すっきりしない便通、上せなどがあってこられた46歳の女性です。
状態としては、体全体が熱い、手足の浮腫み、左右ナソ部にキョロ所見。 肩こり、疲労、手足の浮腫み、上せ、生理不順 (肩こり、更年期用症状)
脈は浮いていて弱く、証は腎虚脾実証としました。
逆上せを治める目的で行い、肩と湧泉に温灸を行いました。
疲れがたまってくるとまぶたが下がってくる症状が出てきたり、左前腕部にだるさがあるなどありましたので、改善を図りました。
1週間に一度くらいの通院で2か月半治療を続け、肩こり、目の疲れなどは改善されました。

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